さようならを述べる先
今ある世界から抜け出したいほど
貧弱な人間の塊は
今ある世界には大切なものは無いと
言い切っているように見える
第三者の目にそう映ることを
どう思っているのだろう
全てに見切りをつける
弱いからこそできる残酷なことだ
無抵抗なものを消すようなものだ
その醜い弱さとは
いつ決別するのだろう
その醜さを手放せないならば
世の中をこうした人達と
何も変わらない
文句を言ってやりたい対象と
何ら変わらないのである
他人を嫌ってしまうのは
何かが醜いからなのだ
その醜さが嫌なのである
極力、脱却しようとするものだが
「そのままでも良い」という
捻くれた言葉を信じているらしい
昨日とは違う自分自身を願いながら
可愛げの無いあざとさには
更に目を向けないらしかった
分かり易く云えばイジメで
分かり難く云えば政治だ
そこで凛と鳴る為に
少なくとも抱え込むのだ
動植物にネットの友好的な人間
肉親達に最も大切な人間
関係性というよりは
上手く並べて処理をする
見切るよりも万倍良いし
理論武装して理由を幾つも作るより
自分自身に誠実である
そうか
今ある世界から抜け出したいのは
自分自身を大切にしていないからだろう
いつになったら大切にするのか
大切な自分すら見限るならば
社会から見ればお荷物で
人の繋がりから見れば醜い人になる
さようならと述べる先は
今ある世界へではない
そうすることしか出来ない自分へである




