キミへ
*鼓動*
鼓動が聞こえる
小さな音
暖かい温もりから
零れる音
キミが生きている証
安心をくれる香り
肌をあわせると
私は私になれる
毎日確認しているよ
キミの鼓動は絶え間なく刻む
まだまだ聞きたい
生きている音
キミも知らない私だけの音
キミという人は私よりも大切な人
いつまでもキミの鼓動を私は聞きたい
*会話*
ねぇ、元気?
調子はどうなの?
私はボチボチだよ。
実はね、昨日ね、
そんな何気ない会話。
もうどの位していないのだろう。
いつも話すのは私一人だけで。
君の声が聞きたいよ。
君の返事が欲しいよ。
聞けないのはわかっている。
返事が来ないのはわかっているけど、
もしかしたらいつか、声が聞こえるんじゃないかって、
期待して、期待して、
今日も話しかける。
ねぇ、今どこにいるの?
その時はいつも笑って話しかける。
君の写真に向かって。
*君を想う*
どれだけ月日が流れたのだろう
時の早さは変わらないのに
随分と早く過ぎてきたように感じる
何度目かの冬が訪れて
何度目かの君と出会った日が過ぎさる
「またいつか出逢いたい」
それは本当の夢であって
夢は叶わないから夢であって
時が進む事は当たり前で
時が戻る事は決して無くて
私の想いだけは何も変わらない
「もしも」とか「たら」とか「れば」とか
そんな言葉にもすがりたい位に
本当に愛していた君へ
大切な人がいる今でも
君を超える人はいなくて
比べたらいけないのに
どうしても比べてしまって
もうどうしようもないのにね
今も想う
ずっと一緒に君と過ごしたかった
君を想う