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母、襲来 その3

【登場人物】


川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

ばにらママ  川崎ばにらの母 娘が引っ越すと聞いて上京した


【シチュエーション】

お母さんお化粧直し中


◇ ◇ ◇ ◇


ばにら「本当にいいんですか?」


   「美月さんの家にお母さんを泊めてもらって?」


ずんだ「さっきも言ったでしょ。あの家に人は泊まらせられない」


   「ていうか、知ってたらホテル取ると思うけど」


   「知らないあたり訳ありって感じ?」


ばにら「……実は」


   「家族にVTuberのこと黙ってて」


ずんだ「……まぁ、そんな気はしたわ」


ばにら「言うと反対されると思ったので」


   「今のアパートも保証人がいらないから借りた所があって」


ずんだ「いい機会だし、お母さんに仕事の話をしてみたら?」


ばにら「……えぇ⁉」


ずんだ「いっそ配信のネタにしちゃおう」


ばにら「うぇえぇっ⁉」


ずんだ「意外とウケるかもよ」


   「『お母さんにVTuberやってることをバラしてみた』ってね」


   「お母さんもアンタと似た感じだし」


   「笑って許してくれるんじゃない?」


ばにら「ちょっとそれは」


ずんだ「けど、いつまでも黙ってられないでしょ」


   「どっかでけじめをつけなくちゃ」


ばにら「そうですけど……」


ずんだ「ていうか、このあと配信するんだから嫌でもバレるわよ?」


ばにら「え? お母さん預けて、私はばにーらハウスに帰るんじゃ?」


ずんだ「先輩の家に親を置いて帰るな」


   「アンタもウチに泊まるのよ」


ばにら「いや、配信が……」


ずんだ「ここで配信してくのよ」


ばにら「ぴぇ……(白目)」


ずんだ「また私の配信部屋を貸してあげる」


   「配信している間、おかあさんの面倒は私が見るから」


   「だからやんなさい」


ばにら「けどぉ!」


ずんだ「リスナーを待たせていいと思ってんの?」


ばにら「……よくないです」


ずんだ「こんなことで配信に穴を空けたいの?」


ばにら「……空けたくないです」


ずんだ「お母さんに、VTuberのこと黙ってていいの?」


ばにら「…………」


   「本当は、嫌です」


   「ちゃんと私がやってることを知ってもらいたい」


   「自立したんだよ、もう心配いらないよって」


   「分かってもらいたい……です」


ずんだ「じゃあ、配信してる所を見せて」


   「お母さんに納得してもらいましょ」


ばにら「できますかね?」


ずんだ「できるわよ」


   「トップVTuberがなに言ってるのよ」


   「うりうり」


ばにら「やめてくださいよ、もうっ!(照れ顔)」


マ マ「あら? あらあら?」


   「二人とも、ママのいない所でいちゃいちゃして」


   「やっぱりそういう関係なのね?」


ばにら「だからちがうって!」


ずんだ「そうです。ただのスキンシップですから」


   「流石に親がいるのにそういうのは……」


ばにら「美月先輩も変なボケやめてもろて!」


   「ばにーらたちは『ビジネス百合』なんです!」


マ マ「ばにーら?」


   「なに言ってるの花楓ちゃん?」


ばにら(しまった! 墓穴掘ったぁ!)


ずんだ「……さぁ、花楓どうする?」


   「これ以上、誤魔化すのは難しいとおもうけれどなぁ?」



   「素直にお母さんに説明した方が、良いと思うバニよ?」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


まさかの先輩からのバックアタック。

追い詰められたばにらの選択は……!


ゆるゆる更新なんで気軽に☆を入れてくると嬉しいです。m(__)m

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