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クリッカーの転職物語  作者: タヌキ汁
第二章 強くなり・・・そして
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スキンの力


 盛大に慌てふためいて湖に落っこちたシオウ。

 水に落ちたおかげか冷静さを取り戻し、やっと自分が何故青スライムの姿になったのか考えられるようになった。

 そして先程変な画面に触れたのが原因だと考えにいたり、スキンの項目にあるシオウの姿に触れてみれば元の姿へと戻ることができたのだった。

 どうやらこのスキンと言うのは画面内で変化が起こる訳ではなく、現実で変化が起こるようだ。


 青スライムに触れれば青スライムに、赤スライムに触れれば赤スライムの姿に変わる。

 そう姿が変わるだけ、特に何か凄い力が手に入る訳でもなく、人外じみた身体能力が得らえる訳でもなく、ただプニプニした可愛らしい生物に姿を変えられるだけだった。


 一応ダンジョンの外でも姿を変えられるが、そもそも外には魔物と言う生物が存在しないし、ダンジョン以外で魔物が生きられないと言われているので、もしも、外でスライムの姿を見つかると見世物小屋に売られそうなので、安易に外で姿を変えることはできないだろう。


 ちなみに少し潰されたり木にぶつかったりするだけで死ぬほど軟では無かった。

 ・・・とまあ、ここまで順調に能力解説してはいるが、ここまでくるまでかなり大変だったと言っておこう。


 確かに湖に落ちて一時期は冷静さを取り戻したシオウだが、それでもしばらくは軽い混乱が続き転げまわったり、いじけたり、黄昏たりしていたからな。

 恐らく本当に落ち着いたのはモッソ~が近寄って来てからであろう。

 モッソ~と同じ背丈になれたのがちょっとだけ嬉しく感じ、並んでお散歩できるのが嬉しくて、モッソ~の背中に乗ってお馬さんゴッコできたのがとても楽しかったおかげだろう。


 そうしてやっと冷静になれたシオウは、初めて己の置かれている状況を考えるようになったのだ。

 ホント長かった。

 人の姿に戻るのに大体丸一日かかったよ。

 まあ、そんな感じで能力を確認することができたシオウであった。




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