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colorsカラーズ  作者: いちご大輔
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価値観

「人は誰しも違っていて良いんだ、、、、」


ボーっと画面に映る映像を眺めていた。

画面は見えてる、画面で何かを言っている。何も入って来ないけど、、、、。


「ヒカル、ヒカルっ!」


ママが何か言ってる、何を言ってるかわからないけど、、、、。



僕が他の子ども達と違うと自覚したのは小学校に入った時だった。


何か違う、、、、。皆んなが何を言っているのか理解できない、何故僕に酷い事言うのかも、何故やり返したら怒るのかも、、、。


「発達段階ではまだ何とも言えませんね〜」

「IQなんかも調べたり、話を聞いて何か他にも異常がないか検査しましょう。」


病院で医者とママが話している。


自閉スペクトラム症、、、それが僕に与えられた病気の名前なんだそうだ。


病気って僕は思ったけど障害と言うらしい。


僕は人間に興味がある。


何故だろう?ママは何故悲しい顔をするのかな?パパは何で背を向けるんだろう。


分からない事だらけだ、、、、。






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