お勉強4-6
膵機能関連の検査について
*アミラーゼ(AMY)
ジアスターゼとも呼ばれる消化酵素の一つで、唾液
と膵液に含まれている。細胞が破壊されたり分泌が
妨げられると、血液や尿に流れ出す。
腎機能関連の検査について
*尿素窒素(BUN)
尿素窒素は腎臓から尿に排出されますが、腎臓に障
害があって十分に排出されないと、血液中にふえる
ため、腎機能を知る重要な指針となる。
*クレアチニン(CRE)
アミノ酸が燃焼したあとに生じる老廃物で、腎臓か
ら尿中に排出される。
腎臓の糸球体に障害があると、十分排出されないた
めに血液中に増加し、測定することで腎機能低下、
特に糸球体の障害の程度が分かる。ただし、軽度の
腎機能障害の判定には適さない。
*eGFR(推算糸球体濾過量)
腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排出する能力がある
かを測定する。
血清クレアニチン値と年齢と性別から計算する。
*電解質
電解質とはミネラルのうち水に溶けるもので、血液
や体液の中には一定量が含まれている。細胞の内外
の水分を一定に保つ、神経の伝達、筋肉の収縮、止
血などの重要な働きをする。
血液中の電解質の量に変化があった場合、腎臓やホ
ルモンなどに異常が生じたことがわかる。
・ナトリウム(Na)
・カリウム(K)
・クロール(Cl)
・カルシウム(Ca)
そのほか鉄(Fe)、リン(P)、マグネシウム
(Mg)