一口メモ 3
※病理組織検査報告書(子宮体がんの検査)
受領臓器組織:子宮内膜
臨床診断:子宮体Ca疑い
病理検査結果:Endometrioid carcinoma
of the uterus, biopsy
所見:濃染する腫大核を持つ細胞が腺管を密に形成
して見られます。
back to back像が目立ち、腺管には癒合傾向
がみられます。乳頭状構造もみられます。
充実成分は指摘できません。
endometrioid carcinoma, G1と考えます。
Endometrioid carcinoma=子宮内膜性腫瘍
uterus=子宮
biopsy=生体組織検査
※細胞診断報告書(子宮頸がんの検査)
材料:子宮頚部
判定結果:CLASS Ⅲa/ ASC-US
細胞所見:扁平上皮細胞表層 +
中層 ++
円柱上皮細胞頸管内膜 a few
子宮体内膜 a few
遊走細胞好中球 +
組織球 a few
コメント:【検査法】LBC法
【標本の適否】適正
球菌感染を見る炎症性背景です。
核腫大し核小体を有する腺細胞と核腫
大・過染した化生細胞の小集団をそれぞ
れ一箇所に認めます。
炎症による変性あるいは反応性変化が疑
われますが、異形成を否定しかねます。
HPV検査あるいは3ヵ月後の再検を希
望します。
ASC-US=軽度病変の疑い