お勉強 4-1
最後のお勉強です。
多分つまらないと思います。
血液検査&尿検査について
毎回〃こんなに調べて必要なの? と感じていた血液検査。ちょっと調べてみたら、頭がパンクしそうになり、いったん文献を図書館に返却したら、新型コロナのせいで二カ月近くも休館。ようやく開館したので、勉強再開です。
(実際に検査した項目を調べてみました)
まずは血液検査。
初回は一般的な検査項目から。診療明細書を見ると末梢血液一般ですかね。
*赤血球数(RBC)
赤血球の数が少なくなると、酸素を運搬する能力が
低下するため、全身への酸素の供給が不足し貧血に
なる。
逆に赤血球が多くなる多血症になると、血液が濃い
ために固まりやすく、血管を詰まらせて脳梗塞や心
筋梗塞を起こす危険が高くなる。
*ヘモグロビン濃度<血色素量>(Hb)
同時に算出されたMCHの数値と比較検討すること
で、貧血の種類を推測する。
*ヘマトクリット値(Ht)
血液を遠心分離器にかけて、固形成分(血球成分)
と上澄み(血漿)とに分けて、固形成分の割合を測
定する。(固形成分の99%は赤血球)
赤血球数やヘモグロビン量と比較検討して、貧血の
原因を推測する。
*赤血球指数
赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリットの3つ
から算出し、貧血の種類を診断する。
・平均赤血球容積(MCV)
MCV = Ht ÷ RBC
・平均赤血球ヘモグロビン量(MCH)
MCH = Hb ÷ RBC
・平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)
MCHC = Hb ÷ Ht
MCVとMCHが低値の場合、小球性低色素性貧血
という。
MCVが正常値の場合、正球性貧血という。
MCVが高値の場合、大球性貧血という。