癌が発見される
8月31日 Cレディースクリニックを受診する
出血量はまあ仕方がないと諦める。だがしかし! 膀胱が圧迫されて尿が漏れるのは到底我慢できない!(しかも一日ではない)
なので、内科医には無駄とまで言われたがどうにかしてほしくて受診することにした。
このクリニックを選んだのは、土曜日に通る場所の途中にあり、その時間も開院しているからと、HPを見て優しそうな女医さんだったから。
思えばこれは虫の知らせだったのか……。
超音波による断層撮影と細胞診と組織診。つまり子宮頸がんと体がんの検査である。
問診で、筋腫や膀胱圧迫について聞いたらあっさりスルーされ、不正出血の方をかなり問題視していた。
次回の予約を入れて終了。
9月12日 レディースクリニック受診
人生転機の日となる。
前日の帰宅時、いつもなら家に着くまで取り出さないスマホを何気なく見ると見知らぬ番号から留守電が入っていた。
「……至急お電話ください」
慌てて掛け直すと、
「お話ししたいことがありますので、予約日よりも前に来られますか? 明日か明後日にでも?」
あれ? よくあるフラグが立っている感じ?
仕事帰りギリギリの時間に予約を入れ直して受診することに。
「子宮体がん1Gですね。紹介状を書くので詳しく調べてもらってください。
「まだ軽いので十分間に合いますよ」
あ~らら……今まで他人事のようなフレーズに立ち会った瞬間に思ったことは、あ、腹だったか~
(苦笑)
いや、本当にそう思った。前日の電話でなんとなく察知していたしね。
紹介された病院は4ヶ所
癌センターは専門医も多くよさそうであるが交通がいささか不便であるので除外。
民間? の病院は聞いたことがないので除外。(後で調べたらそこそこ近い場所にあった)
大学病院2カ所のうち、身内も受けたことがあるため、ある意味通い慣れている自宅にも仕事先にも近い大学病院を選択することに。