表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/109

抗がん剤投与四回目

3月5日(木曜日)

 有給休暇を取得して迎えた運命の日。

 二本分の採血をすませ、看護師の問診。

 「調子どうですか?」と聞かれたので、

 「今日できるかどうかヤキモキしてるだけですね」

 と答えたら、

 「こればっかりはねー、食べ物でどうこうできない

 から」と返された。

 気になったので、途中で断念した人はいるのかと訊

 ねると、多くはないがいるとのこと。

 副作用が強すぎたり、続行できる基準値に達してな

 かったり……。

 人生色々。患者さんの数だけドラマがある。

 いよいよ主治医の問診。診察室に入るなり、

 「できますよ」。

 あー、ホッとした。

 ちょっと低めだけど問題なしとのこと。ただ、次ま

 でにさらに下がると思うから、体調管理は今まで以

 上に気をつけるようにと注意される。

 次回の予約を入れて、「いってらっしゃい」と送り

 出された。

 診察室を出たところで、先程の看護師さんに出会い

 「よかったですね、いってらっしゃい」と言ってく

 れた。

 腫瘍センターで受付してから、ぼんやり待つ。

 約30分後、座席の札を渡されて、投与場所へ。

 針を刺す方の右腕を5分ほど温めてから、点滴針を

 入れる。やや手首寄りだが、動かすには支障のない

 位置に入れてくれた。

 一本目を準備中にレスタミンコーワ錠5錠を服用。

 10時37分 アロキシ投与。

 10時49分 生理食塩水投与。

 11時20分 パクリタキセル投与。

 12時40分 待合室で簡単に昼食。

 14時43分 カルボプラチン投与。

 15時47分 生理食塩水投与。

        体温測定と副作用の症状確認。

 16時00分 投与終了。

 血圧・酸素測定してから点滴針を抜き、「お疲れさ

 までした」と送り出される。

 無事にできた喜びからか、幾分速足状態で帰宅した

 ため、帰宅後にだるくなる。

 (当たり前だ)


血液検査

 白血球数           2.1  ↓

 赤血球数         385     

 ヘモグロビン濃度      11.0  ↓

 ヘマトクリット値      35.3   

 MCV           91.7   

 MCH           28.6   

 MCHC          31.2   

 RDW           19.2  ↑

 血小板数          48.3  ↑

 C反応性蛋白        0.10   

血液検査39の検査項目から抜粋。


投与用の点滴と投薬の種類

 あれ? 投与量が変わってない。カルボプラチン減

 らすとか言ってなかったか……。


追記

 今回の2週間に及ぶ延期は、ご褒美と思うことにし

 ました。

 一番残る手足のしびれがどの程度で気にならなくな

 るかとか、逆に一番副作用で辛くなるであろう来週

 は、新型コロナ対策のため仕事にゆとりができる状

 態なので、なんかありがたいなと。

 せっかく増産してくれた好中球くん。大変申し訳な

 いが、本日現れた新たな敵と頑張って闘ってくれ。

 そしてまた増産してくれ。あと2カ月ほどだが頼む

 よ!

また現在に追いつきました。

この後は週一程度+の更新になるかもしれません。

拙い綴りを読んでくださっている方々、ありがとうございます。

感想や質問したいことなどありましたら、お寄せください。

m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ