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ただ今入院中 1

11月12日(火曜日)

11時頃、一般病棟に戻ってきました。

(まだポンプは着けたまま)

その直後にしたこと。レントゲン撮影!

「板入れるので軽く背中を浮かせてください」

できるか~!

午後になり、看護師さんがやってきて、

「じゃあ、歩きましょうか」

いやいや、無理無理。実際ベッドの端に座っただけで、視界がぐるぐる回っています。

なので今日は勘弁してもらった。

そのままベッドに撃沈。

歩けなかったので当然食事はなしに。



11月13日(水曜日)

午前中早速看護師さんが来て、

「今日こそ、歩きましょう!」

ベッドの手すりを利用して、なんとか立てました。

その場でしばし足踏みをした後、病棟内をゆっくり一周します。

点滴棒を両手で握りしめ、のたのた……。

歩けたので、尿カテーテルを取り外し、畜尿を開始する。

動けるのはありがたいが食欲はわかず、食事はなしに。水分も薬を飲むとき以外あまりとらず。



11月14日(木曜日)

起床後、採尿と採血をし、心電図モニターを外してもらう。畜尿も終了。

午前中、手術を見学していたらしい研修医二名(男女一名ずつ)が見舞いに来る。

「長時間お疲れさまでした。調子はどうですか?」

「痛いです」

いやほんと今それ以外に何にもない。

勉強のためとはいえ、彼らこそ長時間の見学お疲れ様です。未来のお医者さんのお役に立てて光栄ですとでもいえばよかったのか。

午後、ヘルパーさんにシャンプーしてもらう。

夕食から重湯が出る。久しぶりのごはんが嬉しくて思わず完食する。



11月15日(金曜日)

左のドレーンが外れる。一個ないだけでずいぶん違う。邪魔な荷物がなくなったことで気分もよく、徘徊という名のフロア歩行に弾みが出てくる。

点滴している腕がパンパンになり、出血してきたので、手術時に使用していた右手に変更することになる。

午後、看護師さんにシャンプーしてもらう。

夕食から粥になるはずが、手違いで重湯のまま。これがだんだん苦痛に感じる。

味ないし、量多いし……

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