魔物との遭遇
二回目の投稿です。気になる点、誤字などはどしどし教えてくれると有り難いです!
展開が何か変かもしれませんがあまり、気にしないで貰えると有り難いです、
例のごとく途中投稿保存の仕方がわかりません
○○○○○○
「ベル!お前は取り敢えず魔物と戦ってもらう」
「マルク、説明が足りない、戦わせる理由はベルの、パーティ内役割を決めるためだ」
なるほど、戦闘を見て、俺の役割を決めるのか。
「わかりました」
「あ、丁度良いところに魔物が居るわ、けど、Eランク推奨の突撃猪よいける?」
「一人で大丈夫です」
まず気配を消し少し近づいてから弓で目を狙い
弦を引いて、撃つ!
「プギョルアーー!」
寸でのところで逸れたか、まぁ、いい
もう一度顔に向かって撃ち込み
突撃してきた所を横に避けてから魔力で作った刃を纏わせた剣で首を切り落とす。
時間がこいつの肉は少し癖があるが美味いし毛皮を鞣したら上質な毛皮になるから高く売れるし、強くもない。だからいい獲物なんだよな
突撃猪を解体して持っていくと。
「すげぇじゃねぇか、成人の儀をやった後が楽しみだな」
「気になっていたのだけど矢にも魔力刃を纏わせてたぁ?」
「気づかれていたんですか?」
「多分、魔法使いだったらほとんどの人がわかると思うわぁ魔力が集まってるもの」
と、ちょっとどや顔風に告げてきた
うん、ちょっとウザかった
「そうだ、御者のおっさんここで野営しようぜもう、時間も遅いしな」
「そうだな、ここでしようか」
「お肉があるから美味しくない干し肉を食べなくてもすむわね」
通常魔物を狩ったときに肉は足が速いから、その場で食べることが推奨されている、
因みに、馬車に乗る前に気になって干し肉を食べてみたんだが、あれは凄かった、まず一口口に含むと口の中を刺すような塩の味がしたあとに、獣の臭いがして人が食べる物じゃないような味がした。
野営の準備を手伝っていると
「ベル、火魔法使えるか?」
「使えますよ、何かするんですか?」
「あぁ、焚き火と肉焼く用の薪に火をつけてくれ」
「わかりました」
意識を集中させて、魔力を操る
小火
「できましたよ、それにしても何でマリアンヌさんに頼まないんですか」
「たまに薪を火力を間違えて消し炭にされるからだ」
あぁ、マリアンヌさん仲間に当てないようにはなってるけどそこまで制御上手くないのか
「なるほど…少し弓の練習をしてきますね」
「あぁ、行ってこい、俺達が料理を作ってるから期待しとけよ」
「それは楽しみですね」
俺はどんな料理ができるのか考えながら弓を持ち少し離れたところに木があったのでそこまで近づく
「ふぅ、そうだ、魔力で矢を作ってみるか」
なぜか、そう思ったので魔力を練りながら矢の形にしていきそして木に刺さるように狙う
木に刺さったが威力が足らずすぐ取れそうだ。
威力をどう高めようかと考えていると
≪無属性魔法を取得しました。魔力刃が統合され無属性魔法のLvが3上がりました。≫
Lvアップやスキル獲得の際に聞こえる世界の声だ、
ふと、異世界?というところから来た師匠が言っていたことを思い出した
(矢とか球とか弾丸はな、回転をさせると威力が上がるんだ、まぁ、弓で撃って回転なんて俺はできんがな、ガハハっ!)
師匠の言っていたことを元にして、別に魔法で撃つのだから矢の形にしなくても良いんだ、数個の球を作り回転をかける。
それを一気に木に向かって撃ち出す
「うおーー!」
なんと、撃った全ての球は木を貫通していたのだった。
俺は新しい技を覚えて嬉しく思いつつ、弓の練習をしてくると言ったのに練習をしなかったことを申し訳なく思いながら野営地に戻る
ふと、深呼吸をしてみると食欲を誘ういい匂いがする。匂いの方向をちらりと見てみると豪快に肉に枝を刺したものがあった
「遅かったじゃねぇか」
やっぱりちょっと遅かったのか…
「すみません、ちょっと新しいスキル獲得してちょっとはしゃいでました」
「あら?それはおめでとぅ」
「何のスキル?」
「ちょっとリサ、他の人にスキルを聞くのは失礼よぉ」
いや、もう既にさっきステータス全部見せたからあんまり関係無い気がするが…
「手にいれたスキルは無属性魔法ですよ」
「え?」
マリアンヌさんが目を見開きこちら見てくる
…少し怖いどうしたんだろう?
「ところで、これまでに無属性魔法って練習してた?」
口調変わってますって…
「いえ、さっき思い付きでやってみたら取れました…」
「はぁ、頭痛くなりそう、今までに凄い努力してて取れた方がまだ良かったわぁ、なぜか無属性魔法は使える人は多いんだけどぉ、使える用になる時間が最低でも一ヶ月って言うの知ってたぁ?」
口調が荒ぶるなぁ
けどそういう事だったのか、かなり簡単に取れた気がするんだけど…他の魔力に染めないで魔力を放出するだけだったのになぁ
「まぁ、難しい話はいいじゃねぇか、料理が冷めちまうから早く食おーぜ」
「難しかったかしら?…まぁ食べましょ」
「じゃあベルお前には一番の旨いとこをやろう」
「因みにそこは、肉の全体で一%ほどしかない所だ、料理法が簡単に焼いてしかいないから単純に肉の旨味が味わえる」
おぉ、シリウスさん肉の事になった途端饒舌になったな…肉好きなのか?
「では、味わって戴きます!」
「うまい!!」
一口豪快に食べてみると、口にいれた途端溶けるように肉の繊維がほどけていく、同時に油の旨味が口の中を支配する。だめ押しとばかりに噛んでみると肉の旨味が油の旨味と混じりあう、無我夢中になって食べていると、気が付いた時には肉は残っていなかった。
「いい食いっぷりじゃねぇか」
…少し恥ずかしな
「よし、俺達も食うか」
「俺は何かしてますねー」
そう言ったものの、やること別にないんだよな
とりあえず、少し離れたところに行くか、
暇だから魔力でも操るか、まず魔力を確認して
体の中で魔力を動かし纏めてから体の外に出す
魔素と魔力を融合させ球にして小さくし密度を上げていき繰り返す……
○○○○○
「おい、大丈夫か?」
「どのくらいこっちに居ましたか?」
「一時間ぐらいじゃねぇか?」
…いつまで魔力の密度をあげていたんだ…?
嫌な予感がしつつ見てみると、そこには今にも爆発しそうな魔力があった、どうすれば良いんだ?…
「ベル!何でもいいから空中に魔法として撃ちなさい!暴発するわよ!」
よし、今まで使ったことがなかったけど今ならいける気がする火槍!
チュドォォォン!
俺が放った火槍は三十メートル程離れている場所で爆発し俺達まで爆風が届く程の威力になっていた
これが近くで、爆発していたと考えると怖いな
≪火魔法のLvが4に上がりました≫
≪魔力操作のLvが6に上がりました≫
わーお、今のでこんな上がるのか
「ベル!何で操作が簡単な火球とかにしなかったの!?」
「すいません…」
何でいきなりやったことないことを俺はやろうとしたんだ?…操作をミスっていればさっきの威力だから、下手すると、確実に死んでいたんだよな
「それにしても、すげえ威力だったなCランクの魔物も倒せるんじゃねぇか? 」
マルクさんが慰めるように言ってきた
「まぁ、しょうがないだろうそれよりもテント張ろう」
と、シリウスさんが言った途端マルクさん達がテキパキとテントを張り始めものの一分ほどで二つのテントが立てられた
それを見て俺もテントを張ろうとすると
「ベル、俺達のテントで寝るか?」
「俺は同じテントにすることを賛成する、情報の伝達の早さや、一人だけ襲われる何て事に成りかねないからな」
そこまで、言うのならお言葉に甘えますか
「マルクさんたちと寝ることにします!」
「そうか、見張りはシリウス出来るか?」
「あぁ、いいぞ俺に任してくれ」
確認をとってからテントの中に入る
テントの中には人数分の寝袋と魔力を籠めることで光るランプなどがあるがもう一人いても余裕がありそうな広さだったこれはーー
「ん?あぁ、驚いたか?空間拡張の魔法が施されているテントなんだ、かなり高いが凄い便利だそ」
やっぱり、けどこの大きさだと地方都市の一軒家位なら買えそうだな
あと、少し王都に着くまで時間がかかります
すいません、短くしようとしているのですが、なかなか短くできなくて…申し訳ないです。