能力制御出来た理由が判明。
投稿が遅れました。
能力制御の基本をオズさんから教えてもらう。
「俺には意味がわからないが、前にルカから教わった事を、そのまま話してやろう。
『まず、能力なり魔力なりを制御しようとすると、制御させまいとする抵抗が生じる。変化抑制抵抗と呼ぶ。計算方法は、(体力×魔力×制御の難易度)だ。制御する為の計算方法のレベルが、変化抑制抵抗より高くないと、制御は不可能だ。基礎計算能力の加算や減算は、計算方法のレベルが1なので、絶対に制御には使えない。計算方法レベルが2の乗算か除算で無ければ、能力は制御出来ない。
計算方法のレベルは、最大で5だから、能力制御は弱い内しか使えない。強い奴が自分の力を倍にして、より優位になって戦う、なんて事は出来ない。言わば弱者救済の為のスキルだ。
それでも弱いうちは、とても役立つスキルだから、初心冒険者は乗算、除算を勉強し、能力制御のスキルを覚え、より速く初心冒険者から抜け出そうとする。』
俺も冒険者になったばかりの頃は、ルカにそんな説明をされ、一生懸命計算の練習をしたものだ。
今から思えば、懐かしい。最近は計算なんてやってなかったから、ちょっと時間がかかってしまったがな。」
「へー。驚きました。」
「なんだ。やっぱり知らなかったのか?」
「オズさんがルカさんの言葉を丸々覚えていた事と、それでも理解出来無かった事にです。」
「そっちかよ!とにかく能力制御のスキルを身につけたかったから、メモを取って丸暗記したんだよ。」
俺が減算で能力制御出来た理由は解った。ルカさんの言う変化抑制抵抗が、俺にはゼロなんだ。魔力が0だから、0に何を掛けてもゼロ。計算方法レベル1の加減算でも、変化抑制抵抗ゼロなら能力制御出来る。
だったら能力向上に使えば、俺よりレベル高い奴にも勝てるんじゃないか?
「ちなみに、能力低下に下限はないが、上昇には上限値の10分の1という制限があるからな。しかも一度使うと丸一日再使用が出来ない。」
オズさんに釘を刺される。だが、俺は知っているんだ。この世界では誰も使えない、でもこの世界に存在する能力を。
投稿が遅れた理由が、『新コータローまかり通る』を全巻読み直してしまって、気持ちが完全に読者モードになってしまった事は秘密だ。
でも、「美杉留美子」のネーミングは秀逸だよね。
鬼面組の「中須藤 臣也」に匹敵すると思います。




