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始まりの質問(上)

この後の展開がだいぶ変わってしまう変更をしましたm(_ _)m


そこはまるで海のように流れがあって、そして月や星のない夜のように真っ暗だった。


だが、そこには二人の少年がいた。


「なぁ、本当にオレは『オレ』のことを忘れるのか?」


片方の少年がもう一人の少年に話しかける。


「ーーーーーーー。」


「あぁ、ずっと一緒っていうのはわかっている。」


「ーーーーーーー?」


「まさか。寂しい訳がないだろ? ただ、『オレ』は過保護だからな。逆に『オレ』がいらない心配をしないかが心配だ」


「ーーー。 ーーーーーーー。 …………ーーー、ーーーーーーーーーー?」


「わかっているさ。 記憶が戻るまでは会えないのだろう? ふふっ、安心してろ『オレ』。 ちゃんと思い出してやるさ。 」


「ーーーーーーー。」


「わかっている。 『ーー』に気を付けるのだろう?」


「ーー。 ………ーーーーーーー。」


「………あぁ、そうみたいだな」


少年が周りを見渡すと、そこはだんだん白い光で満たされてきていた。


「………すぐに思い出してやるからな、『オレ』」


「ーー、ーーーーーー。」


そのとき、そこは光で満ちた。










少年は寒さによって起きた。


「………ん? なんか寒いな」


そういって少年は目を覚ました。


「………おい、なんだよこれ………?」


そして少年が見たものは………


「何処かの森………か?」


そう、そこは緑色の葉を生やした木や、地面に生えている草などが嫌という程ある森だった。


「誰かに連れ込まれたのか? だけど一体誰がこんなところにオレなんかを連れてくるんだ? そんなことする奴なんてひと………りも………あ、あれ?」


少年は首を傾げる。


「な、なんでだ………? なんで、友達も親戚も家族すらも思い出せないんだ⁉」


そんな少年を嗤うかのように風が吹き、木々が揺れる。


「すぅ………はぁ………。よし、落ち着いた。まずは現場把握と何処か街や村でも探さないとな」


そういって少年は立ち上がり、とりあえず歩き出した。


「忘れていることより憶えていることを考えるか」


少年は歩きながら考え込む。


「まずは自分の名前か………。オレの名前は『宮藤(くどう) 煌夜(こうや)』だよ………な?」


煌夜は自分の名前が会っているか心配になりながらも必要なことを考えていく。


「知識はちゃんとあるのになんで記憶は思い出せないんだ? いや、思い出そうとすると頭の中に出てくるこの黒い霧はなんだ?」


そう、煌夜が家族のことなどを思い出そうとすると、突然、頭の中にまるで黒い霧がかかったかのように何も思い出せないのだ。


「まるで、誰かが思い出させないようにしてるみたいだな………」


いろんなことを考えているうちに木々の間から光が漏れていた。


「ッ⁉ 外か⁉」


そういって煌夜は走り出した。


ただそこで見たものは………


「なん………だよ………? なんだよここは⁉」


まるで教科書に載っていた中世ヨーロッパのような街並みを巨大な壁囲っている場所だった。


中世ヨーロッパのような街並みだけだったらまだ地球だと考える余地はあったかもしれない。 だがあの巨大な壁は地球には絶対にあり得ないものだった。


つまり、ここは、この世界は、煌夜がいた地球とは違う世界だという決定的な証拠だったのだ。


「ここは地球じゃあ………ないのか?」


煌夜はそういって呆然とした。


だが少しして煌夜は。


「立ち止まってもしょうがないか………。なら、街に向かうかっ!!」


煌夜は街に向けて歩き出した。


「そういえば、なんでこの服装なんだ?」


煌夜は黒いパーカーに白いTシャツ、そして黒いゆったりとしたズボンを履いていた。


「オレはどっかに行く途中だったのか?」


そんなことを考えているうちにあるものが見えた。


「これは………馬車道か? これを辿ってけば門かなんかに辿り着けるだろ」




そして考えることがなくなった煌夜は三十分ぐらい歩いていると、あの森から見るよりも遥かに巨大な壁を見上げていた。


「で、デカイどころじゃないぞ………これ………」


壁を見上げてまた呆然としている煌夜に話し掛けてくる人がいた。


「おいっ!! そこのお前っ‼ この門を通るか通らないかハッキリしろっ‼」


「うおっ⁉ す、すまん通らせてくれ………」


そこにいたのは身長は180cmは余裕であるだろうかなりがたいの良さそうな、鎧を着け腰に恐らく剣であろうものをもっている男だった。


「ん? なんだ?」


「い、いや、その剣は本物か?」


「何をいっているんだ? 武器も持たずに門番なんてやってられないだろ」


(ここが異世界だっていうのはもう確定だな………。だけど、まだオレはこの世界に疎すぎる………)


「なぁ?」


「ん? なんだ?」


「実はオレ、こことは違う国から来ているんだ。だから、ここの使っているお金などを教えて欲しいのだが………」


門番が最初は疑問を浮かべていたが、すぐに何か納得した顔でいう。


「ん? あぁ、見たことない服装だと思ったらお前さん『稀人(まれびと)』だったか」


「稀人?」


「あぁ、そうだ。まぁ、立ち話もなんだから中に入ってお茶でも飲みながら話すか」


「は、はぁ?」


煌夜はあまり飲み込めてなくひどく狼狽していた。


「ちょっと待っててくれ。………おーい‼ マックスぅ!! ちょっと番を代わってくれ‼」


門番が大きな声をだし、しばらくすると………


「なんすかゴッヅさん………。ん? なんすかこいつ?」


門の近くの壁についていた扉から、若干軽薄そうな金色の髪をしたひょろっした(ゴッヅに比べてだが)男がでてきた。


「おう、マックス。こいつは稀人だからな。この世界についてちょっと説明するから番を代わって欲しいんだ」


「そうゆうことっすか」


そういって煌夜を疑う様な目で見ていた。


「だけど、こんな幸薄そうな顔していて、弱そうな奴が本当に稀人なんすか?」


「この世界ではあり得ない服装とこの黒髪黒眼が何よりの証拠だろ」


「まぁ、確かにそうっすね。分かりました、番かわるっすよ」


「そうか、助かる。また今度酒を奢ろう」


「マジっすか⁉ ヒャッホウ‼」


「待たせてすまんな」


そういってゴッヅが話し掛けてくる。


「あぁ、別に気にしてない。」


「ありがとう。では中に入るか」


そういって、ゴッヅは扉の中に入っていく。そしてその後を煌夜はついていった。


「なぁ?」


「なんだ?」


「あんたゴッヅっていうのか?」


「あぁ、そういえば自己紹介がまだだったな。オレの名前はゴッヅだ。この門の門番をやっている」


「そうか。オレは宮藤 煌夜だ」


「クドゥ コーヤ?」


「くどう こうやだ」


「クド、ク、ク、クドゥ、あぁ!! もうお前はクドゥだ‼ 大体稀人は変な名前が多いんだよ!!」


「変な名前って………」


煌夜は若干へこんだ。


「おぉ、ついたついた」


そういって、ゴッヅは木製の扉を開けて入っていった。


「適当に座ってくれ」


そういわれたので煌夜は一番近いところにあったイスに座った。


「じゃあまず何から聞きたい?」


煌夜はちょっとと悩んでから口を開いた。


「稀人とは一体何なんだ?」


「稀人は天使様に異世界から呼ばれた者達のことだ」


「天使?」


「あぁ、天使はこの世界を創造した神『オーディン』の使者のことだ」


「呼ばれたってことは何かやるべきことがあるのか?」


「あぁ、あるぞ。それは、悪魔を倒すことだ」


「悪魔なんているのか? いや天使がいるんだから当たり前か………」


「いや、悪魔っていってもただ単に天使様に仇なすもののことを一般的にそういうだけだ」


「じゃあ見た目は普通の人間ってことか?」


「そうだ」


「身体的な特徴がないんだったら悪魔かどうかなんて分からないんじゃないのか?」


「いや、悪魔は基本的に残忍な奴ばかりらしいし、なんか稀人と悪魔とが戦う特別ななにかがあるらしんだが………」


「そのなんかってのは、何なんだ?」


「いや、それは天使様と稀人と悪魔しか知らないらしいからな………、俺にはなんとも言えん」


「そうか………」



そして煌夜はまた考えてから質問をした。

説明が長くなってしまうのでいったんきりますm(_ _)m



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