はじめての小説(実験的試み)
ジャンプ ジャンプ
僕はジャンプする
気が付いたら石畳の上にいた。
一体どういう事なのか?
「イツツ、、、、」
体を動かすも、長時間床の上にいたからなのか体が痛い。とりあえず立ち上がり服についた埃を払いながら立って背伸びをする。深く呼吸をすると肺が膨らむがズキンと少し痛かった。
辺りを見回すと、古びた教室のように見える。どこもかしこも埃を被っており長い間使われた様には思えない状態だ。
「そういえば今何時だ?」
左手にバンドしたデジタル時計を見ると13時35分を指していた。
教室の窓は板で塞がれていたが、雑に板が打ち付けられているだけでところどころ間から陽が差し込んでおり、室内は暗いという訳ではなかった。
「とりあえず外に出るか」
教室の黒板からすると後ろに位置するドアに手を掛け、わずかばかり力を掛けるとガラガラと音を立てながらドアがスライドした。