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語り継がれし

作者: ダルシン

ショートショート的な。

短い短いお話です。

「来る途中に子供が絵描き歌やってるの見た」

「なつかしい。よく描いたでしょ。アニメのエンディングとにもなってた」

「あったあった」

「アニメは出所わかってるけど、不詳なのもあるんだよね」

「親が子供に教えるのね。その親も自分の親から教わって」

「童謡とかもそうだよね」

「あったあった。花いちもんめとか、通りゃんせとか。よく遊んだ」

「かわいい印象のある童謡だけどそこには怖い噂があるんだよね」

「あるある。都市伝説」

「そう。花いちもんめは人身売買。通りゃんせは子殺し。雨ふりって歌は三番まで歌うと夜幽霊が出る」

「三番まで。それ知らない」

「三番に出て来るずぶ濡れの子供が実は幽霊で、三番まで歌うと自分のことを呼んでくれたと思って着いて来るらしいよ」

「着いて来ちゃうんだ」

「絵描き歌にも怖い噂があるんだよね。実は悪魔を呼び出す魔法陣。その絵描き歌で描いた絵を消さずにおくと悪魔が夜出て来る」

「やだ。どの絵描き歌」

「それがわからないんだよ」

「それを知らずに親が子供に教えているのね」


楽しんでいただけたらうれしいです。

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