066 K会
K会と言う実戦中国武術の団体が有った。
これは師匠が外部からの参加を許され、実体験した内容である。
散手と言う練習が有る。
実際に殴り合う練習。
師匠の先生のF氏は日本に中国武術を広めたパイオニアであるM氏に師事している中、
自分達の習った事を生徒同士で試し合い、
実戦で使えない事が判り、
自分達で使えるように研究していた事によりM氏の怒りを買い、破門になった。
当然実際の殴り合いをF氏から師匠は習った。
師匠「最初に習ったのが、ワン・ツー・ローキックだよぉ。カンフーなのにさ」
との事。
そして、
最初から実際の殴り合いを当たり前に練習している団体が、
台湾よりやって来た事を知り師匠はそこにコンタクトを取り、
外部からの参加を許された。
(F氏からも許可を受けている)
その時に体験した事をこの様に語った。
[以下、師匠・談]
散手、つまり殴り合いの練習で、
一応上級者は下級生に手加減をして相手をしてくれるんだけど、
上級者同士でやると、
拳が見えないの!。
ただ黒い線が一瞬、ビビビッと走って、
気が付いたら負けた方が2〜3メートル吹っ飛んでんの!、
カンフー映画でやってる、
キリ揉み状態で吹っ飛ぶっての、
実戦で初めて見たわ!
そんな連中が、
一番上の先生相手にすると、
ヒョイっと軽く担ぎ上げられて何も出来ないの。
訳わかんない。
実際に俺も上級者と練習させて貰ったけど、
パンチを出した瞬間、
一瞬記憶が飛んで、
気が付いたら後ろの壁の3メートル上ぐらいに貼り付けられて、
スローモーションみたいにズリズリたずり落ちて行く、
何度もやられたけど、やられる度に記憶が飛んで、
結局何をやられたのか分からんかった。




