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武術覚書  作者: asada11112
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040 『領域』(ゾーン)

『領域』(ゾーン)


カンフーの『特徴』はスピードにある。

色々な武術、武道がありそれぞれに特徴を持つ。

その中でカンフーの特徴は、

打撃スピードが速い、

と言う事である。


実際に師匠の知り合いのフルコン系の師範に協力して貰って、

試した所、螳螂拳の打撃スピードには目がついていけなかったとの事。

(そこに至るまでのやり取りは無い前提であり、

スピードだけで勝負がつくわけでは無い。

それが有りならカンフー同士だと先に動いた方が絶対勝ってしまう)


しかし、

古伝の琉球拳法を伝承している知り合いに試した所、

彼の目玉がしっかりと、

師匠の拳の軌跡を追いかけて来ている事に驚いたとの事。

これを聞いてツッコミ所が一ヶ所、

「それが見えた師匠の目玉は?」

思ったけど相手は師匠だから言えなかった。

後年、師匠が自分で気が付いた。


因みに琉球拳法の人がどう言う練習でその様な目玉を身に付けたかも推測出来たと言う。

(聞かせてはもらえたが内容は書けない)


で、何で師匠が琉球拳法の人の目玉の動きを捉える事が出来たか?、


それは、師匠が『領域』(ゾーン)に入っていたからであり、

師匠「自分は多分、ゾーンに意図的に入れる」

との事。


『領域』(ゾーン)とは、

バレエ漫画『昴』でも出てきた一種の人間の境地であり、

スポーツや武道家、アーティストが到達する極限まで精神が研ぎ澄まされた状態で、

外界のスピードがスローモーションに見えたり、

時が止まった様に感じたりして見えており、

本人は人間の限界を超えたパフォーマンスを発揮する、

(野球では名バッターが、投手の投げたボールが止まって見える等)

の現象が起きるそうであるが、

師匠はそれ『やらない様に』努めているとの事。


師匠「人間がやって良いものではないと思う。

面白半分に何度も入ったりしていると、

良くない事が起こったり、

事故に遭ったりする」


との事。

本当に生死がかかっている場合とかそう言う時は仕方がないが、

やめた方が良いらしい。

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