028 八極拳のルーツか?−少林金剛拳
八極拳のルーツか?−少林金剛拳
李瑞東と李書文との交流において、
李書文は少林拳の秘伝の金剛八式を李瑞東よりもたらされるとある。
その後、李書文の参加した天津の中華武士會内で交流のあった馬英図や韓化臣にも伝わり、
他にも李書文の友人であった強瑞清や季雲龍にも伝わったとある。
さて、その金剛八式であるが、
どうやら『少林金剛拳』から抜き出された技らしい。
棒書籍においては、八極拳と少林金剛拳は良く似ていると言われるが、
動画で比べると似ていない。
しかしである。
コマ送り、あるいは静画にして比べるとーーー似ているのである。
と言う訳で、静画に書き起こしたものを貼って置く。
一〜ニ段目の起式から猛虎出山が、
武壇八極拳の小八極の起勢式及び
張立堂派八極拳の起勢式に似る。
(蹲式双伸→左斧刃脚)
二〜三段目の馬歩架打は羅漢打虎式に似る。
四段目の反客為主は提膝に似る
一段目の震脚双推は武壇六大開の虎朴に似る
一段目の老虎張嘴は長春六大開の大折江に似る。
二段目の金絲纏腕は、小纏に似る
三〜四段目の弾腿撩陰から雲手頂肘は、
武壇大八極の挑打頂肘に似る。
二段目の撤歩蓋面掌は長春八極の転身掖掌に似る。
四〜五段目の降龍掌〜踏歩下按は金剛八式『伏虎』に似る。(降龍なのに伏虎)
一段目の双帯頂肘は八極小架の頂肘に似る
二段目の閃歩下按は長春八極大架の掛腿按掌に似る。
ニ段目の裏身頂肘は八極小架頂肘に似る。
三段目の伏虎拳は金剛八式の降龍に似る。
(伏虎なのに降龍)
一〜ニ段目の野馬掌は長春拳八極大架の大纏に似る。
三〜四段目の分身掌〜跳歩下裁は長春系八極大架の、
白蛇吐芯〜上歩跪膝に似る。
二〜三段目の横掃拳は武壇系八極の大纏絲崩捶に似る。
四段目の穿捶は馬歩衝捶に似る。
三段目の拉弓は、武壇小八極の黒虎偸心あるいは、
長春系八極小架の双抱陰陽から横拳攔馬に似る。
四段目の双撐掌は武壇八極拳打開に似る
少林金剛拳は、少林拳の持つ独自のスピードで行われている。
そのスピードを、八極拳のそれにするとかなり近いのではないか?
八極拳の初代である呉鐘公は、
旅の僧侶から八極拳を学んだとされる。
それは金剛拳かも知れない。
其処から新たに八極拳を作り出した可能性も『微レ存』なのではないか?、
挿絵のアップロードと挿入で、ものっそい疲れました。
少林金剛拳はYoutubeの私の動画集の中で、
比較的ゆっくりな子供の演武を上げています。
参考に。
https://youtu.be/zw4DOdarXXU
動画で見るとやっぱり似てない。




