166 : 2016.0609及び2016 .0616のメモより
166 : 2016.0609及び2016 .0616のメモより
2016.0609
太極拳の雲手、私の場合は肩甲骨が後ろに開く動きをしていて駄目とのこと
腕を固定して、指先・手首・肘・肩と『前にある鏡の面に沿う形で』回す。
最終的には腕の全てが 回る。
相手に我の肩に手を置いてもらって手首の8の字(フィギュアエイトの一種)で邪魔な相手の手をはらう様にする。
手首の動きが悪く肘や肩で代償すると効かない。
腕全体の大8の字(八卦皿回し)の時は、肩〜指先まで全て途切れず動いていた。
手首だけの8の字は肩の内旋で代償しやすい。
(前腕の回内外は良い)
自身の武術の正中線と軸は感覚化出来ない。
身体の色々な情報から、あくまで想像するだけ。
ただし無意識は分かっていて、
そこを基本として攻防を組み立てている。
相手の表層意識と深層意識・無意識に向けて、
違う位置情報を与えて、
相手の脳をバグらせる事が出来る。
師匠のそれを喰らうと、
全く反応出来ずに攻撃が当たってしまう。
(カンフーでの『消える動き』の別バージョン)
2016 .0616
『相手に気持ち良く攻撃をさせてあげる(おびき寄せる)』
腹這い姿勢での腕相撲で実験する。
こちらは無気力では無く、
相手に合わせて動く。
相手より先に動いてはいけない。
相手に気持ち良く動いて貰う。
必要なのは意識(意念)
相手の行かんとする方向に対して邪魔しない様にアシストする。(自転車の電動アシストに似るか?)
そして指先の「勁」を使って自分の腕を上げると、圧倒的不利な状態なのに、返せてしまう。
※この時、僅かでも欲を出して『相手をどうこうしよう』とすると途端に効かないので注意、
『相手を無視して動く』事が要求される。
ただし、相手に殴られる様な挙動はしてはいけない。
この二律背反の条件を満たさないと出来ない。
(これが良く言う『明鏡止水の境地』なのだろうか?)
※一応、生徒レベルでも可能にさせる方法があるが、
こちらは書けない。
腹這い腕相撲の態勢から地面に螳螂拳の萠捶(力を入れっぱなし)をやっても同じように返せる。
この原理で塔手からの攻防が出来るとの事、
手首だけの駒を相手に取らせても、
まだ「勝ち負け」は関係ない。
(全体的には王手が決まっていない、勝負が決まっていないから?)
基本的に相手のリアクションを待っていて、
相手の行動を邪魔しない。
その上でたまたま相手の拳足・肘膝が近づいてきたらその部位を制する。
最後に王将を取るまで真の勝負は決まらない。




