レイアム抹消
「ほう、キア王子暗殺犯であり、オリオンの意思にそむいたレイアムか。何用ぞ」
クリスがきいた。
まわにりにいた全員がレイアムを見る。
「ええい、この狂信者らは国家反逆団だ。全員を射殺しろ」
兵士達が銃を一斉に構える。
「ほう、貴様ら一兵士の分際で王子と王女に逆らうか」
「撃て、一斉に撃て」
兵士達は考える間もなく、銃を発射しようとした。
ローヤルは一瞬でスウの上に乗って、押し倒した。
しかし、兵士らは銃を撃とうとした瞬間、身体が熱して一瞬で蒸発した。
一瞬にて何百人という数の兵士が弾け飛んだ。
レイアムも同時に蒸発していた。
「ふん、下郎の分際で私に逆らうとはいい度胸をしている。兵士は私の言うことさえ聞いていればよい」
そう、話した、クリスの頬に、ローヤルの平手が飛んだ。
「何をするのだ」
クリスが驚いてきいた。
「ばかやろう!何も全員殺すことは無いだろう。奴らにも恋人や親や子供がいるんだぞ。他にやりようがあったろうが」
襟をつかんでローヤルは叫んでいた。
「ええい、生意気な。私に意見するのか。
お前は首だ。」
クリスはローヤルを指差して言った。
「それで結構。人の命を神のようにもてあそぶ奴のいうことが聞けるか」
きっとしてローヤルはクリスに背を向けて歩き出した。
「ちょっとローヤル」
慌ててその後をスウが追う。
「ははは、言われたな。クリス」
キアが笑って言った。
「おのれ、お前の育て方が悪いのだぞ」
「しかし、あいつの言うことは一理ある。いい王になるのではないか」
「何を言う私は認めんぞ」
クリスは叫んだ。
「今のはクリスもやりすぎよ」
エーミが言った。
「エーミもローヤルの肩を持つの」
「ま、じっくりといきましょう。まだまだお互いに鍛錬が必要よ」
エーミは笑っていった。




