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俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
オリオン作戦

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XDAYマイナス2日 国王

ジパング王国、王宮は主星、パルミールの王立大学の隣に位置した。


王はヒロイ・アザミ 曾祖父・ロイ・アザミが国王経験者であった。


歳は72歳。


皇太子は60歳のイズミ・マルサス、他にキリー・レイアム等6人の王子がいた。


ロイヤルファミリーは若手を中心に100人、その中の一握りしか、王子には昇格できなかった。


ヒロイ・アザミは20歳で王子に格上げ、50歳で皇太子になり、60にて、即位した。


今は72歳、そろそろ、交代の時期に来ていた。


今回のキア王子の暗殺の件は、彼なりに頭を悩ませていた。


「今回の件。オリオンの意思をごまかしているものの仕業というのが実態で無いかと思われます。」

元ブルーナイトNO1、昔、アザミの護衛隊長をしていた、キム・タクワンが応えた。

「誤魔化している?」

「はい、近しいものを王に昇格させるたるために、いろいろ小細工しているのをキア王子に探り出された上での犯行だと」

「あと、ノーザンの特殊部隊が暗殺の2週間前から入っております。」

「守旧派とノーザンが手を組んだというのか」

アザミは言った。

「御意」

「とすると、今回の件は中心的に動いているのが内務大臣のレイアムだぞ。

守旧派のレイアムがノーザンを引き入れて改革派のキアを暗殺したというのか。」


「御意、その可能性が大であると。」

キムは言った。

「私の友人たちの意見を総合しますとそうなります。

また、閣下に見せていただいた、資料を基に推定してもそうなります」


「うーむ」

アザミはうなった。それが事実なら、早急なる対応をしなければならない。

しかし、レイアムは内務大臣であり、それがもたらす、波及効果は無視できないものがあった。


「そうか、わしも止める必要があるな」

キムは下を向いた。


「今回の件、オリオンが既に動いているとの情報が入っています。」

「オリオンがか、クリスの亡霊が動いているというのか」

「御意」

「役に立たない国王だな。見捨てられたか」

寂しげにアザミは言った。


「早急に動かれる必要があると思います」

「レイアム伯と連絡が取れるか」

「レイアム伯の部隊とノーザンの部隊は既に暗黒星雲の近くにおり、連絡は途絶しています。

ロイヤルファミリーのスウ達の部隊が2日後には現地に到着します」

「キアの忘れ形見か。わかった、キム、私も最後の仕事だ。お前も老体に鞭打ってくれぬか」

「といわれますと」

キムは国王を仰ぎ見た。


「最後の仕上げはやらねばならない。無理して、内務省に行ってくれ全ブルーナイトの指揮権を渡す。

事実を早急に調べてくれ」

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