表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
オリオン作戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/51

XDAYマイナス4日 オリオンへの旅路

ララポートがパルミールを旅立ってから6日が過ぎていた。


ララポートは順調にワープ空間を航行していた。


ウエムラは、オリオンの暗黒星雲の立体図を見ていた。


「しかし、本当に暗黒星雲の中に入れるんですか。」

コンド・パーミルがウエムラに聞いた。


「うーん、伝承によると天頂部の雲の流れがゆるくなり、入れるタイミングがあるそうだ。」

画面を眺めながらウエムラは言った。

「可能性があるね」

疑わしそうにコンドが言った。

「本当ですかね?」


「ま、信じるしかあるまい。国軍につかまるとキア王子暗殺容疑で処刑されるしかないしな」

「行ったからって助かる保障はないでしょ。暗黒星雲に捕まってばらばらってのは、ぞっとしませんよ」

投げやりにコンドは言った。


「しかし、中に入れてどうかなるのかな」

それまで黙っていたスタッドが口を挟んだ。

「何しろここ100年以上誰も入っていないんだろ」


「さあ、それも出たところのお楽しみってね。ここまで来たらこのまま行くしかないだろ」

ウエムラが言った。

「オリオンがスウを王女に任命して、レスターを首にしてくれるのを祈りましょう。」

「その王女様は」

コンドが聞いた

「展望室へ星空の観察だと。お供と一緒に」

「お供も大変だな」

スタッドが言った。

「自分のほうがいい男なのにとやいてないか」

コンドが茶化した。

「ふん、相手はたった13歳だぜ。そんなロリコン趣味はないさ」

コンドが笑っていった。

「どうだか、この事件が無事に解決すれば押しも押されぬスーパースターになるよ。彼女は」

「ま、どっちにしろ5年後だな」

スタッドは笑って言った。


「はくしゅん」

暗黒星雲の方を擬似展望台で見ていた、スウはくしゃみをした。


「冷えて来ました?」

後ろからローヤルはきいた。


「違うわ、誰かがうわさしているのよ」

スウが否定した。


「ろくな噂ではないような」

ぼそりとローヤルは言った。


「何か言った?」

「いえ、レスターらが噂しているのかなと思いまして。」

「ユリア姫が噂しているのかも」

からかうように、スウは言った。

「ろくなことは言っていないでしょう」

ローヤルは肩をすくめた。


「どうだか。図書館で少しは自分のことを信じてほしかったと思っているんじゃないの?」


「キア王子を暗殺した奴らは許せませんよ。ユリアもかわいそうですが、もはや、同じです。

今回の件がうまくいけば、王女の濡れ衣もはれますよ」


「だといいわね。でも、うまくいかなかったら?」

「その時は、その時って、言いたいんだけど、姫をまきこんでいるからな。そうは言えません。

何とかしますよ」

「ま、期待しているわ。この前の試合の二の舞にならないようにしてね」

そう言うと、慌てて、逃げ出した。


「何!あれはキア王子が悪いんだろ。なんだって、ロックかけてんだよ。」

ローヤルは叫んだ。しかし、スウは逃げ出した後だった。


「しかし、うまくいくのかな」


スウのいなくなった所から暗黒星雲を見つつ、ローヤルは一人呟いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ