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俺たちの逆襲Ⅰ・ノーザン帝国の襲撃  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
バルミール脱出大作戦

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クリス登場

翌日・王立大学格納庫


王立大学の格納庫には、ローヤルの愛機、オリオンが鎮座していた。


兵士達に厳重に管理されながら。


格納庫の周りには、20人ばかりの兵士が警戒し、中には、10人ほどの兵士がいた。


機動歩兵は全20機が格納されていた。


もっとも、兵士達もここが戦場になるという危険性はあまり考えていなかったが。



その格納庫の中、オリオンの前に3人の兵士がいた。


その隊長格のギムラン少尉はこちらに歩いてくる、女の子を見て目を丸くした。


まだ、幼稚園くらいの青いワンピースを着た金髪の目のくりくりとした女の子だ。


ロイヤルファミリーでも、幼稚園はこの近くには無い。


「どうしたの。お嬢ちゃん。ここは子供の来るところではないよ」

ギムランは声をかけた。


「仕方が無いの。どじな奴らをほっておけないから。」

女の子は肩をすくめた。


「どじな奴?しかし、子供が来るところでは無いよ」

その声を無視して、女の子は歩いてくる。


ギムランを無視して、オリオンの中に入ろうとした。

「ちょっと待った」

慌てて、ギムランは女の子の手を掴んで中に入るのを止めようとした。


「何するの」

きっとして、女の子はギムランをにらんだ。


「何するのじゃないよ。ここは立ち入り禁止なの。」


「あなた、誰に行っているのか、判っているの。私はクリスよ。」

クリスはギムランを指差した。


「クリス?はいはい、クリスお嬢ちゃんね。ケン、このガキを守衛所へ連れて行け」


「でも、いいんですか。ロイヤルファミリーかもしれないし」

ケンは一瞬躊躇した。


「たとえ、ロイヤルファミリーといえども、立ち入り禁止だ。特にこんな生意気なガキはな」

勝ち誇って、ギムランは言った。


「あなた、生意気ね。私に逆らうなんていい根性しているわ。首よ」

クリスがそう言って指差すと階級章が少尉から一等兵に変わった。


「何が、首だそんな権限、お前のどこにある。」


「少尉、階級章が・・・・」

ケンが指差した。


「何、階級賞・・・・」

慌ててギムランがクリスの掴んでいた手を離して、階級章を見る。


「な、貴様何をした。」

プッツンきれて、ギムランがクリスに掴みかかろうとした、その手をクリスはするりと潜り抜ける。


勢いあまって、前の柵に突っ込む。金属にぶつかる音が響いた。


「ケン、あなたは、見込みがあるから、少尉にしてあげるわ」

クリスが言うと、ケンの階級章が曹長から少尉に上った。


「えっ」

事態の進展に付いていけずにケンは呆然としていた。


「おのれ、ガキだと思って手加減していたら・・・もう許さん」


ギムランは頭を振って起き上がるや、クリスめがけて駆け出した。


「良いこと、もうじき戻ってくるから、絶対に逆らってはダメよ。反逆罪になるから」

逃げながら、クリスが言った。

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