潜伏
ローヤルらは、ウエムラが用意していた、アジトに潜伏していた。
あの暗殺事件があった後、3日がたった。
ローヤルらは過激派の新興宗教団にならされ、ローヤルはスウの操を奪ったロリコンテロリストになっていた。
爆発で、キア王子、アジイ・パルミール知事などの改革派、の多くは巻き込まれ、優しかったキョウカも犠牲になった。
「あいつは元々怪しいと思ったんだ。王子の好意を利用しやがって」
親衛隊のジョーハッキネン。
「そういえば、女の子を見る目がいようでした」
仕官大学の教授
「スウ王女とそんな関係なんて、信じられません。うそです。」
ミリア・ハンがむきになってカメラに言っていた。
「しかし、王女はローヤルに好意をもたれていたのでは」
テレビキャスターの突っ込みに
「そんなのありえません」
すさまじい顔でミリアは応えていた。
「もし、無事に帰れたら、ただじゃすまないな」
スウは肩をすくめた。
もっとも、この3日間、スウは怒り心頭だった。
ローヤルがスウに好意があったとか、テレビで言うたびに、俺はロリコンじゃない、のあんなガキに興味が無いの。
ローヤルの言葉のたびに突っかかっていった。
ローヤルらはキア王子の遺言を実行するために、フレクスのボストン博士の所へどうやっていくか、いろいろ画策していた。
中々船を手に入れるのが大変だった。
「私は、ローヤルがそんなことをしたとは思いません。」
ユリア姫がインタビューに答えていた。
「何かの間違いです」
「ロリコンとか言うのも間違っています。」
「そうだ、そうだ。さすが姫。言うことが違う」
そういうローヤルをきっとしてスウは見る。
「ローヤル、逃げ隠れしていないで、私達のところに来てください。必ず悪いようにはしません。」
美しいユリアのアップになった。
「どうしたのローヤル、ユリア姫の所にでも、かくまってもらいに行くの?」
スウがつっこんだ。
「それも一考かな」
「おいおい、死にに行くようなものだぞ」
コンドが慌てて言った。
「そうだ。今回の黒幕はユリアの父レスター伯がいるのは間違いない」
ウエムラも言った。
「そろそろ隠れているのも、飽きた。黒幕を一網打尽にするのに、丁度いい。」
「一網打尽にされるのがおちだな」
ウエムラは言った。
「ボストン博士の所に行くのはどうするんだ。」
コンドが聞く。
「いい方法を思いついたんだよ。」
不適な笑みを浮かべてローヤルは言った。




