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ニュース
「17時の臨時ニュースをお知らせします。」
テレビ画面にアナウンサーが映った。その後ろには爆発したコンドのマンションが写っていた。
「キア王子の暗殺テロを実行したと見られる、カワキ、パーミルの2人のところに、警察が急行しましたが、二人はマンションを爆発させて、逃げ出しました。
現在、首都圏の全警察が行方を追っています。」
テレビを見ていた、レイアムはテレビを叩ききった。
「どうして、逃げられたんだ。特殊部隊は何をしていた。」
「申し訳ありません。赤いフライングカートが突っ込んできて、警戒網が破壊され、その隙に逃げられました。」
「赤いフライングカート? 誰のだ」
「番号を照合したところ、スウのだと」
「ロイヤルファミリーのか」
「はっ。特殊部隊も状況についていけずに、つい、突入が遅れたものと思われます」
恐縮して、カム・ズローが報告した。
「愚か者目。最悪、スウが死んでも、問題ない。それよりも、事情を気づかれた可能性がある、スウもろとも、消すんだ。
ノーザンの犬どもにも、協力を依頼しろ。スピードが全てだ」
「了解しました。」
カム・ズローは敬礼して、レイアム内務大臣の個室を後にした。




