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ダイイングメッセージ
スウは、護衛のユリアに見つからないように、王立大学を抜け出した。
そして、愛用の真っ赤なフライングカートを飛ばして、コンドのマンションに向かって飛ばしていた。
その目の前に、いきなり、画像が流れ出した。
こういうことはめったに無い。
非常事態と
「ダイイングメッセージ!」
スウは真っ青になった。
ローヤルは廊下を走っていた。
キアの暗殺を防ごうと必死に走っていた。
あらん限りの力を振り絞って、
ドカーン
と、大きな音がして、天井が崩れてきた。
瓦礫がローヤルを押しつぶした。
「ローヤル、ボストン博士のところに行け!
全てはそこから始まる
スウと一緒にジパング王国を頼むぞ」
薄れいく意識の中でキアの声がはっきり聞こえた。
「キア」
そして、はっと目が覚めた。




