白い部屋
初めまして。柊と言います!表現が下手ですが、がんばります!!勢いで書いているところもあるのでご容赦ください。
今、俺がいるのはどこだと思う?
正解は上下左右真っ白な空間でーす!
目の前に(自称)女神様がいるけれども…
なぜこうなったのか、1から説明しようと思う。
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「行ってくるわー。」
俺はリビングにいるであろう両親に玄関から声をかける。直後、「行ってらっしゃーい。」と母親の声が聞こえた。
俺はその声を聞くと、学校に向けて歩き出した。
俺は蒼野黒葵。17歳の高校2年で、黒髪黒目、175cmの正真正銘の日本人だ。(黒髪は少し長めだ)
顔が女っぽいのに口調が「俺は〜」とか「〜だろうが」とか男っぽい言葉遣いなので、一部の女子からは人気がある。と言っても、自分自身が兵器、アニメオタクなのであまり人は寄ってこない。
両親は普通にいるが、両親もアニメオタクで、父親は、元海上自衛隊員で、今はゲーム会社に勤めていて、母親はオタクだけど、専業主婦だ。そのせいで、自分もアニメオタクだが…
おっと、そうこうしているうちに学校に着いたようだ。下駄箱で靴を履き替えて、階段を上がり、教室へ入る。すると
「おはよう!クロくん!」
「おはようっ!」
「おはようございます、黒葵くん。」
と女の子が声をかけてきた。
黒髪ロングでホワホワした感じのこの女の子は楠瞳月。瞳に月とかいてしずくと読む、所謂キラキラネームだ。瞳月は一言で言うと『美少女ヒロイン』と言った感じで、身長は160cmくらいしかない。クラスのマドンナ的存在だ。
瞳月とは小学校以来の幼馴染で、ずっと一緒のクラスになっている。
次に声をかけて来たのは、大神秀仁少し茶色がかった黒髪の短髪で180cm、アニメやラノベで言うと、主人公的なヤツ。学校の人気ランキング1位はコイツだ。秀仁とは高校に入ってから知り合った。
最後に声をかけてきたのは、霞野凛音で、黒髪ロング、黒目のthe大和撫子みたいな女子だ。身長は170cmで、家が薙刀の道場になっている。
ちなみに、俺も剣道、居合い、そして殺人剣をやっていて、どれも師範代クラスまで登り詰めた。
まぁ、コイツらの紹介はここまでにしておこう。
時計を見るともう2時間目の休み時間であった。
すると、秀仁が話しかけてきた。
「おーい、今日の昼飯どうする?」
「あ?食堂行くわ〜。」
「あ、なら私も行く!」
「じゃあ私も。」
結局いつものメンバー全員で食堂に行くことに決定した所で、異変が生じてきた。
そう、教室の床に、魔法陣が浮かんできたのだ。
「ど、ドアが開かないっ!?」
担任の教師が外に出ようとするが、ドアはビクともしない。
そして、教室が光で満たされる。
ーーーーーーーーーーー冒頭へ戻るー
突然の事でみんなは騒然としていたが、秀仁の一声でそれもピタリと止んだ。
「それで、どういう事ですか?」
秀仁が女神に食いかかる。
「貴方達には、異世界に行ってもらいます。」
「異世界?」
「そう、異世界です。そこで貴方達に魔王を倒して欲しいのです。」
みんながまた、騒がしくなる。テンプレだなーと思ってしまったのは俺だけではないようだ。
「元の世界には帰れるのですか?」
誰かが女神に問いかけた。
「魔王を倒せば帰れます。」
女神は淡々と答える。
秀仁は
「みんな!がんばって魔王を倒そうっ!」
と、ほかのみんなに声をかける。みんな頷いている。
チョロいなーと思ってしまったが仕方が無いと思う。
「では、がんばってください。
私の世界をお願いします。」
すると、床?が金色に輝き出し、視界を埋め尽くした。
「あれ?」
すっごい違和感。自分だけなにも起こってないような感じ。
「あぁ、あなたには少し残ってもらいます。」
本当になにも起こってなかった…
俺だけ転移していないようだ。
「えっと、それで…?」
「率直に言うと…あなたには神になる素質があります。」
「………………は?」
俺、超混乱っ☆
「急に言われてもわかりませんよね…では、『ステータス』と呟いてみてください。」
訳が分からなかったが、一応呟いてみる。
「『ステータス』」
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名前:クロア・アオノ
年齢:17
種族:人族
職業:剣士
性別:男
Lv1
HP:800
MP:750
筋力:250
防御力:200
俊敏性:500
精神力:300
魔攻:400
魔防:350
運:35
《スキル》
剣術Lv7
居合いLv7
瞬歩Lv5
縮地Lv6
精神強化Lv5
夜目Lv3
閃光Lv6
蒼野流殺人剣術Lv10
《魔法》
なし
《装備》
頭:なし
上半身:制服
手:なし
下半身:制服
足:上履き
《加護》
なし
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「………………」
地味にスペック高かった。
「では、本来の力を渡しますね!」
「本来の力とかあるんかいっ!?」
思わず叫んでしまった。
ふぃー