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オーバークロックプロジェクト-YESTERDAY   作者: W06
第一章 『Chapter:Pluto』
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第九話 『電話』

 地曳が何者かによって殺された二日後、今度は天王野が何者かによって殺された。この二つの事件は同一人物による犯行の仕業なのか、それとも複数の人物による犯行の仕業なのかなども含めて、詳しいことは何も分かってはいない。ただ、どちらの事件も犯人の目星はまるで立っていないこと、殺された二人のPICが行方不明になっていること、凶器はナイフでそれによって全身を切り付けられたり刺されたりして致命傷になったことなどが共通していた。


 だが、まだ誰にも言っていないが、俺はこの二つの殺人事件の謎を解くヒントになりうる有益な情報を一つだけ知っていた。それは、『俺が何らかの形で二つの事件に関わっているのではないか』ということだ。地曳殺人事件のとき、俺は地曳の死体のすぐ目の前で目を覚ました。そして、天王野殺人事件のとき、俺はその直前まで天王野と地曳殺人事件について何かの会話していた。


 後者はもう遷杜や海鉾が知っているが、前者は今のところは誰も知らない。だから、誰かに言うべきだということは分かっていたが、それでも俺は言うことができなかった。俺は友だちをほかの誰よりも信頼しているし、疑っているわけでもない。


 だが、もし友だちグループの中に地曳と天王野を殺した犯人がいたとしたら、地曳殺人事件の現場にいた天王野の同様に俺も殺されるのではないだろうか。たとえいなかったとしても、俺にあらぬ容疑がかかるのではないだろうか。どうしてもそんな考えが脳内によぎってしまうのだ。


 今回のこの二つの殺人事件は分からないことが多過ぎる。先ほど述べたことに加えて、何で地曳の死体は俺が見たときと天王野が見たときでは状態が大きく変わっていたのか、何で二人とも狂気的な笑みを浮かべて死亡していたのか、何であんな悲惨な姿になるまで切り付けられたのか。


 逸弛の提案で地曳殺人事件について不可解な点を解明するために二つのグループに分かれて捜索したときも、それぞれ大した成果はあげられなかったし、地曳殺人事件について何か知っていそうだった天王野が死んでしまったのでは、それについてもう聞くことはできない。


 もし、これらの犯行が同一人物によるもので、その犯人は何か目的を持って殺人をしているのならば、それには何か法則があるはずだ。でも、二人とも、死因やPICの消失などを含めてもそれほど多くの共通点はない。死亡時刻が類似しているわけでもないし、第一発見者が同じわけでもない。


 一体、誰が何の目的でこんなことをしたというんだ。何で、俺の友だちの女の子ばかりが二人も狙われたんだ。そんなことを考えていると俺は急に胸が苦しくなり、つらくなった。現代は事件も事故も起きない平和な世界だったからこそ、人が死ぬということをあまり実感できていないが、それでもたった三日間で二人も友だちを失ったのは俺にとってもみんなにとっても大きなショックだった。


 悲惨な状態だった天王野の死体を見て気分が悪くなり嘔吐してしまいそうになっていた土館を金泉が保健室に連れて行った後、遷杜が第一発見者である海鉾に少しだけ情報を聞いた。その後、遷杜は俺に『天王野と何を話していたか』について聞いてきた。深く考える必要のない簡単な質問のはずだったが、俺はその質問に答えることができなかった。


 そう、俺の脳内からその部分に関する記憶が完全に抜け落ちていたからだ。結局、その原因は何だったのかは分からず仕舞いであり、ひとまずはその場は解散することになった。


 そして、帰宅後何かをするわけでもなく時間は経ち、気がつくと夜になっていた。


 とりあえず、天王野が殺された事件については、あとは先生たちに任せようという話になり、天王野殺人事件について知っている限りのことを仮暮先生に説明した後、俺たちはそれぞれの自宅へと帰った。おそらく、金泉と土館も保健室に行った後に帰ったのだろう。そして、俺は自室で布団に包まりながら遷杜の先ほどの質問について考えてた。


 何で俺の記憶は抜け落ちていたのか。また、何で遷杜はそんな質問を俺にしたのか。俺の部分的な記憶喪失のことや遷杜の質問の意図について、帰り道で遷杜に尋ねることもできず、俺はこうして自室で一人で考えるしかなかったのだった。


 俺は自分の左腕に取り付けているPICを眺めながら続けて考える。


 現場にいなかった逸弛と火狭は天王野が殺されたことを知らない。でも、遷杜が逸弛に電話して伝えると言っていたので、そのまま逸弛から火狭へと連絡が行くことだろう。


 そういえば、逸弛と火狭は仲直りができたのだろうか。まあ、あの仲良しカップルのことだ。俺なんかが心配する必要などなく、今頃イチャイチャしていることだろう。


 ……こんなこと、天王野が殺された日に心配するようなことでもないと思うが、俺の気をまぎらわすには何か別のことを考えるしかなかった。


 俺は怖かった。ただただ、痛みによる苦痛と死の恐怖に怯えていた。俺の友だちの女の子が二人もこんな風に立て続けに殺されるなんてこと、ただの偶然なわけがない。もしそれ以外の原因だとしても、地曳と天王野には高校二年生の女の子であることや俺の友だちであったこと以外では大した共通点もなかったはずだからその可能性も消える。


 だとすると、次は誰が死ななければならないのか。誰が殺されてしまうのか。もしかすると、それは俺なのではないだろうか。今の俺は、そんなネガティブな考えをしてしまっても全然おかしくないような状況にいた。


 夜中に一人で過ごしながらそれらのことについて考えていると途端に不安になってくる。父さんが仕事を終えて帰ってくるのは深夜で、俺が寝た後になるだろう。別に、父さんに慰めてほしいわけではない。ただ、自分がこの世界で一人ぼっちではないということを認識したいだけだ。


 そんなことを考えていると、俺は誰でもいいから電話で話したいと思った。そろそろ遷杜も逸弛に報告を終えている頃だろうから、電話しても繋がるだろう。そう考え、俺はPICを操作して遷杜に電話をかけた。


「あれ……?」


 三回ほどかけ直したが、俺のPICは遷杜のPICに回線を繋ぐことはなかった。電波障害や回線集中によるトラブルでも起きているのかと思って原因を調べてみたがどうやらそんなことはないらしく、ただ単純に今遷杜は俺からの電話に出られない状態にあるらしい。


 まさか、遷杜はまだ逸弛と話しているのか? それとも、火狭のことについて何か揉め事でもあったのか? とりあえず、一番頼りにしていた遷杜と電話が繋がらないのなら、仕方ないが誰か他の友だちに電話をかけるしか俺に選択肢はない。


 おそらく、遷杜の話し相手は逸弛だろうから、逸弛とその近くにいるであろう火狭に電話をかけても繋がらないだろう。というか、そんな場面で電話をかけると余計にややこしいことになりそうだから、今あの三人に電話をかけるという選択肢はゴミ箱に捨てる。


 残るは金泉と土館と海鉾の三人だ。夜中に、友だちとはいえ同級生の女の子に電話をかけるのは少し緊張するが、こんな不安を抱えたまま寝るなんてこと、俺にはできない。


 たぶんおそらくきっと……いや絶対に、悲惨な状態の地曳や天王野の死体が夢に出てきてしまう。死んだ二人には申しわけないが、あれは今思い出すだけで軽く気分が悪くなるほどの酷い光景だった。


 余計なことを思い出してしまったことによって寒気がした俺は一度身震いをした後、いつでも明るくて誰でも気軽に話しかけられる海鉾なら俺の話しを聞いてくれるだろうと思い、遷杜のときと同様にPICを操作して電話をかけた。


 しかし、呼び出し音が数回聞こえた後、通話は切断された。何かがおかしいと感じた俺だったが、続けて二回、同様にして電話をかけたもののやはり海鉾にも電話は繋がらなかった。


 その瞬間、俺は全身から大量の汗が吹き出ていることに気がついた。夕方に天王野の殺人現場を見て精神的に不安定になった日の晩に自室で一人で過ごし、二人の友だちに電話をかけても繋がらない。これ以上俺の精神を不安定にさせないでくれと誰かに願いつつ、俺は今度は金泉に電話をかけた。


 数回の呼び出し音が聞こえた後、海鉾のとき同様に通話は切断された。再度、同様の行動を取ったが、やはり結果は同じだった。最後に、三度目の正直ということわざもあるのでそれに賭けてみたが、それでも金泉は俺からの電話に出ることはなかった。


 あとに残ったのは、電話の回線を繋げるだけの簡単な仕事さえできなかったことによって発生している電子音と、三人の友だちから見放されたように孤独な恐怖に怯えている俺だけだった。


 遷杜は逸弛と電話をしている。逸弛と火狭は一緒にいるはずだから、二人で一セットとして考えても問題はないだろう。金泉と海鉾は俺が電話するよりも先に電話していて、二人で何かを話しているから俺からの電話には出られなかった。地曳と天王野はもうこの世にはいない。


 そうだ、そうに決まっている。みんなに何か大変なことなんて起きているわけがない。友だちを二人も失ったことは確かにつらいが、それでも流石に三人目以降があるなんて保障はどこにもないし、あんな偶然は三度も四度も続くわけがない。いや、あんなことがそう何度も起きてたまるか。だから、きっと大丈夫だ。電話が繋がらなくてもそれにともなう理由付けができる範囲のことなのだから、何も問題はないはずだ。


 俺は必死に自分の意見を正当化し続けた。自分は孤独になったわけではない。みんなは何か事情があっただけで、取り返しのつかないことになんてなっていない。何度も何度も繰り返し心の中でそう唱え、数分後、ようやく俺は自分の気持ちを落ち着かせることに成功した。


 それでもやはり、それらのことについての不安な気持ちだけは拭うことができず、俺は本当はしたくなかった最終手段に出ることにした。それは、今晩まだ俺が電話をかけていない人物に電話をかけること。つまり、土館に電話をかけるということだった。


 今朝土館は天王野の死んだふりの現場を見たせいで精神的に不安定になっており、そこに追撃とばかりに夕方には天王野の悲惨な殺人現場を見てしまった。それによって、土館は気分が悪くなり、金泉と保健室に行った後はどうなったかは分からないが、少なくとも精神的にあまり良好な状態であるとはいえないだろう。


 土館は火狭と口喧嘩をしているとき以外は基本的にお淑やかで落ち着いていて可愛いし、制服では分からないが実は隠れ巨乳だ(制服以外の格好のときで確認済み)。また、俺のイメージでは土館は俺の友だちグループの中で天王野並みに繊細な心を持っているはずだ。だから、地曳が死んだと知ったときも天王野の死体を見たときも酷く悲しんでいた。


 俺にとって、土館は性格も髪型も髪色もスタイルも全てがどストライクでタイプの女の子だった。また、俺はそんな土館のことを高校一年生の出会ってすぐくらいのときからずっと好きだった。そんな土館に余計な不安を与えたくはないし、余計な心配もさせたくない。それに、好きな子に夜中に電話をかけて話すというのはどうしても緊張するものだ。


 それらの理由から、俺は本当は土館に電話をかけたくはなかった。でも、俺はもう決心した。俺は今から土館に電話をかけて、そして話す。時間が許す限り、土館が許してくれる限り、いつまでも。


 どうしても自分の不安を抑えたかったからではない。よく考えてみれば、土館だって俺同様に友だちを二人も失ってつらい状況にあるんだ。だったら、俺が何か気の利いた台詞の一言や二言を言って慰めなくてどうするというんだ。


 好感度稼ぎだとか好きな女の子と話したいだとか、そういう下心がないといったら嘘になるだろう。でも、自分の好きな女の子がつらい思いをして悲しんでいるのなら、どうにかしてその涙を拭ってやりたいと思っても全然不自然ではないはずだ。


 きっと、火狭のことを世界中の誰よりも大切にしている逸弛だって似たようなことをしているはずだし、今の俺みたいな状況にいたらそうするはずだ。なるほど、少し前に疑問に感じていた『大切な人ができるとどうなるのか』という難題の解答はこういうことだったのか。


 俺は土館に自分の気持ちを伝えていないし、土館は逸弛のことが好きだ。俺のこの想いは一生片思いで叶うことなく、あと何十年も経てば『そんなこともあったな』程度にしか思い出せない些細な出来事なのかもしれない。でも、俺はすると決めたらする。また、この決意は崩れることはないだろう。


 緊張のあまり震える手としだいに速くなる心臓の鼓動を必死に抑え付けながら、俺は左腕に取り付けているPICを操作して、土館に電話をかけた。普段ならば、さすがにここまで緊張しないかもしれないが、三人に電話をかけても繋がらなかったことや友だちが二人も殺された後と思うと、どうしても平常心で行動することはできなかった。


 土館を呼ぶ電子音が数回聞こえてくる。前の三人のときとは異なり、なぜかその一回一回の電子音の間隔はやけに長く遅く感じ、電子音ではなく俺の心臓の鼓動の音だけが聞こえているのではないかと思える瞬間も何度かあった。しかし、土館に電話をかけてからおよそ三十秒後、ついにPICの向こうから可愛らしい女の子の声が聞こえてきた。


『……はい、どうしたの? 冥加君』

「つ、土館。こんにちは」

『こんにちは……?』

「……じゃなくて、こんばんは」


 緊張し過ぎて言い間違えた。今は夜だ。深夜だ。


『えっと、何かあったの?』

「い、いや、今日の夕方に土館が気分悪そうにしてたから、大丈夫かなと思って」

『あー……ああ、うん。今はもう大丈夫だから安心して。ごめんね、心配かけて』

「こ、こちらこそ。余計なお節介だったかもしれないけど」

『ううん。私のことをそんな風に心配してくれていたなんて思わなかったから、嬉しかったよ。ありがとう』


 電話をかける前に俺が心配していたよりも、思いのほか土館の調子はいいらしい。俺が話している土館は俺が知っている土館本人だし、その口から『今はもう大丈夫』という台詞を聞けたから、本当に大丈夫なんだろう。


 とりあえず、土館の身に何も起きていなくてよかった。あと、俺からの電話に出てくれてよかった。もし、土館も電話に出てくれなかったら俺のあの決心は何だったのかということになるし、俺の不安定な精神が治まることもなかっただろう。むしろ、崩壊していたかもしれない。


 でも、今は土館の声を聞けたからもう大満足だ。だが、ここで電話を切っては俺がまるで土館の生存確認をしているみたいで失礼だし、せっかくの機会だから何か話さなければもったいない。そのほうがお互いの不安な気持ちも治まるだろうし、何よりも俺が楽しい気持ちになれる。


 そう考えた俺は何気なくふと思いついたテキトウな話題を土館に提供しようとした。しかしその直前、俺よりも先に土館が声を発した。


『そうだ、冥加君。一つ、相談をしてもいい?』

「ん? あ、ああ。いいよ」

『ありがとう。えっとね……冥加君、一昨日の地曳ちゃんが死んじゃった日の晩に、地曳ちゃんからメール届いてない?』

「……!? 何で、そのことを……!?」


 土館はやけに改まった感じで一度だけそんな前置きをした後、少しの間を空けてから俺にそんな質問をしてきた。土館のその質問は俺に裏で何か根拠があるかのように思わせるものであり、まさか土館の口から聞くことになるとは思いもしなかったものであった。


 これは一体、どういうことだ? 俺は地曳が殺された日に二通のメールがきたことを誰かに言った記憶はない。それなのに、何で土館はそのことを知っているんだ? しかも、土館は次に俺がどう答えるのかを誘導するかのように、随分と限定的な聞き方をしてきた。


 土館からの突然の予想外の質問に驚き、焦っていた俺は大した返答もできないままそのことについて考えていた。しかし、その答えが出るよりも前に、先に土館が俺が言おうとしていたことに近いことを言い始めた。


『……やっぱり、冥加君にも届いていたんだね』

「『も』って、どういう意味だ?」

『実はね、私にも届いたの。たぶん、冥加君に届いたメールと同じ文面のメールが』

「え!?」

『それと、逸弛君と火狭さんも同じく』

「そ、そうだったのか……」


 俺の解答を予測できているかのような土館の質問の仕方と土館が知りえないことを知っていたことからもしかしてとは思っていたが、まさか土館だけでなく逸弛と火狭にも地曳から同様のメールが届いていたとは。メールの文面についてはあとで確認するとはいえ、土館の話が真実ならば三人に届いたメールは同じことが書かれていたということになる。


 たぶん、土館は昨日の地曳殺人事件の捜索の際に逸弛と火狭とその話をしたのだろうが、これはもう少し調べる必要がありそうだ。地曳がどういう意図があって俺たちにあのメールを送ってきたのか、なぜ相反する二通のメールを送ったのか、そして、地曳を殺した犯人は誰なのか。


 それらの真相にも近付くことができそうだ。


「土館。その話、もう少し詳しく教えてくれるか?」

『……? うん、いいよ。私でよければ』


 土館は元々俺にそのことを教えるつもりだったのか、PIC越しでも首を傾げている姿が想像できる沈黙が訪れた後、土館は快く俺の願いを聞いてくれた。


 俺は土館からそのことについて詳しく話を聞くことにした。あとになって思えば、せっかく土館と通話できたのだからPICの設定を変えてお互いの顔が見えるような状態で話せばよかったと今さら後悔している。


 そして、一通り土館から聞ける情報を聞いた後、他愛もない会話を数十分間にも渡ってした。好きな女の子と夜中に寝る前に話せた喜びといくつかの謎がもう少しで解けそうなところまで聞たことに俺は満足し、高揚した気分は収まる気配を見せなかったが、その日はぐっすりと眠ることができた。まさに、快眠だった。


 友だちが一人死んだ日の晩だというのに。

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