[2]いざ海へ
おそくなってすみません。これからはどんどん更新していきたいと思いますんでよろしくお願いします。
二人は近所の海についた。
「うっひょー着いたぜぃ」
洋平が声高らかに叫んだ。
そんな洋介を横目にタカシは呟いた。
「元気だな〜」
「バカヤロっ。海についてテンションが上がらずにいられるかよ♪」
洋介が返した。
「そっか。俺頭痛いから休んでるよ!お前行ってこいよ」
「ったく情けねーなぁ〜じゃちょっくらいってくる!」
そういうと洋介は飛ぶように海へ入っていった。
「はぁ〜ぁっ。もう昼過ぎてんだったな〜なんか食いに行くかな。」
タカシはあくびをしながら海の家へ向かった。タカシが海の家に入ると一人の女性が目に入った。クラスメートの榊原 有紀である。
「あっ柳澤君!」
「おぅ榊原!バイト?」
「うん。親戚がここらへんに住んでて海の家経営してるから手伝ってるんだぁ。柳澤君は一人?」柳澤君は一人?」
「いや、地元の友達と遊びにきてんだ!」
「柳澤君の家ってここらへんなんだ。あっ注文何にする?」
「あっじゃラーメンで。」
「はぁい。じゃ座って待っててください。」
タカシは言われたとおり座席に座った。
タカシと有紀は三年で初めて同じクラスになった。タカシはそれ以前から有紀のことは知っており、ひそかに好意を抱いていた。
入学式の日、まだクラス分けもしてなく、タカシの隣に座っていたのが有紀だった。
一目惚れだった。
しばらくすると有紀がラーメンを運んで来た。
「お待たせしました♪」
ニコッと有紀が笑った。笑ったときにでた、えくぼがタカシをドキッとさせた。