AUU
''ある人物の日記にて''
大陸M。この星オルフェが誕生して約40億年。この星のヒト達が、知性を手に入れて2000年以上の時間が流れているが、それでも尚、謎で埋め尽くされた未開の大陸。
まるで宝島。皆、金銀財宝を夢見るが、持って帰るものは、厄災だけ。
粉々の白骨と荒々しくえぐれた肉塊。以前の姿の影すら見当たらない異形の姿。
こんなものは、まだ生易しい部類だと思う。
....今は、詳しくは記さない。
いつかきっと、どこかで嫌というほど知らなければならない日がくるから。
"一部抜粋''
朕は、この冷たく熱い物体を最近手に入れた。というよりまるで磁石に鉄が吸い寄せられたように、朕は、浜辺に打ち上げられていたそれと出会った。
朕の片手に収まるこの物体。ドス黒くて、光さえも消してしまうような邪悪を秘めている。手に触れてみるとわかるのだが、ドドドドと脈拍を打っているのを肌に感じることができる。
今か今かと、この殻を破り暴れ散らかしたいんだなとわかる。
朕は、これがどこから来たのかを知っている。
いや、もう、あそこしかありえない。
厄災の大陸。大陸Mから来たのだと。
7thエレメントが、これを次の段階に導いてくれる。
朕は、願いを込めて名前を決めたんだ。
これの名前をアウウと名付ける。
名前とは、呼ばれるために生まれてきた概念。
AUU。黄金をみなに。
未知の大陸出身の君は、果たして、何かになれるのかな?




