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8-3.宴

「あ~あ、いいなぁ、エルダは…」


リタの口から、思わずそんな言葉が漏れる。


そんなリタの肩に、レイナは後ろからぽん!と両手を置いて。


「もお、大丈夫だよぉ!今日は絶対、アーク様も来るって!」


振り返るリタに、レイナは満面の笑みで続ける。


「アーク様、昨日大活躍だったらしいじゃん。そんなすごい人を見つけ出すなんて、リタ、大金星だよ!」


「…ううん、まだ全然ダメ。アーク様、ちっとも会いに来てくれないんだもん…」


しゅんとして俯くリタ。この3日間、あんなに頑張って料理を作っていったのに…こんなにも尽くしているのに、どうして彼は振り向いてくれないのだろう。


「大丈夫。アーク様に会えたら、ちゃんと気持ちを伝えればいいんだよ。あんなにたくさんの騎士様を夢中にさせてるリタだもん!絶対、アーク様もリタのこと、好きになると思う!」


レイナの屈託のない笑顔に、リタの顔にも笑顔が戻る。


「ありがと、レイナ。…よーし、その時に備えて、メイク直して来よっ!」


「私も行くー!」


2人は笑い合いながら、庭園の奥の城のほうへと歩いて行った。



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その頃、アークはというと、いつも通り街の警護に当たっていた。


ジルとソフィーに宴に参加するよう勧められたものの、昨日の黒竜のことがどうしても気に掛かり、悠長に食事を楽しむ気分にはなれなかった。


(今のところ、街には特に異変はないな…)


こうして仕事に没頭している方が、まだ気が紛れる。警護を続けながらも、変わったことは無いかと辺りを見回すと――


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