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6-10.それぞれの祭り期間

レイナとエルダの言う通り、リタのもとには多くの騎士が詰めかけたが、どの騎士もリタの目には映っていなかった。


本当は、料理を食べてほしいのは、たった一人だけなのに。


ふと横を見ると、レイナは若い騎士の一人と楽しそうにおしゃべりしている。反対ではエルダが、昨日の騎士を前に頬を紅潮させていた。


(…もう。アーク様、どうして来てくれないの…?)


と、そこへ。


「リタちゃん!まだお代わりあるかな」


あっという間に料理を平らげてしまったらしい数人の騎士が、リタの前に集まって来る。


リタはすかさず笑顔に戻ると。


「ざーんねん!もう全部無くなっちゃいましたよ」


ええー!と肩を落とす騎士たちだが、それでも上機嫌にリタに話しかけてくる。


騎士たちとの他愛もない会話を楽しみながら、夜は更けていった。



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