表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/122

9-13.真実

「…まさか、そんなことが…」


頭を抱えるアークに、イリスは。


「…アーク、私を神殿に連れて行って」


驚いてイリスを見たアークの目を、イリスも真っ直ぐに見つめて。


「力を使える神殿守護職は、もう私しかいない。私が行かなきゃ」


「ダメだ。医者にも言われただろう?今は安静にしないと」


強い口調でアークが止めるが、イリスも屈しない。


「治療とスープのお陰で、大分回復したから大丈夫!こうしている間にも、結界はどんどん弱まってしまう」


「…っ」


アークが言葉に詰まる。結界のことを考えれば、神殿の浄化は不可欠なのだ。


ここでイリスは、ソフィーの方を見上げて。


「…あの、ひとつお願いしてもよろしいですか?」


「ええ、勿論。何でしょうか?」


ソフィーが応えると、イリスはほっとしたように笑って。


「天使長様に、言伝をお願いしたいんです。『明日からの神殿守護職を、至急手配してほしい』と」


「…分かりました。すぐにお伝えしてきます」


ソフィーはイリスに向けてしっかりと頷いて見せ、颯爽と病室を出て行った。


イリスはもう一度、アークを見つめると。


「アーク、お願い。今日だけ、私に浄化させて。それが終わったら、ちゃんと安静にしてるから」


アークは相変わらず、苦しい表情を浮かべていたが。


「…分かった」


最後には、頷いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ