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二度寝は興奮とともに。


 チュンチュンと雀の鳴く声がする。

 

 「ん......」

 朝か......


 寝ぼけた頭で考える僕。

 僕抱き枕なんて持ってたっけ......

 

 でも気持ちいい......


 ぎゅーと抱き枕? を抱き締め、一番柔らかい場所に顔を埋める。

 あ、いい匂い......

 なんだか安心する......


 もっと......



 もっと......


 何だかとても安心する感覚に頭の回らない僕は身を委ねる。


 おやすみ......なさい。



 「二度寝すると寝坊するよ?」



 瞬間、僕の意識は覚醒した。



 昨日までの記憶が鮮明になり、視覚情報を脳が認識し、現状を把握する。



 「それにしても昨日の今日で随分と大胆になったのね。」

 ―――ビックリしちゃった―――


 目の前に居たのはそう笑っている恵理さんの......




 柔らかい胸だった。



 それを認識するとともに急激に熱を帯びる下腹部の棒。



 言い逃れることのできない状況に僕の頭は真っ白になった。




 ****


 「ごめんなさいッ!」


 そう叫びながら土下座する僕。


 それに対し、恵理さんはクスクス笑い続けている。

 僕にとって針のむしろすぎる現状。

 


 「まあ......いいけどね。気にしない方が良いよ? 私は別に気にしてないから。」

 甘えてくる貴方、結構可愛かったし。



 「寧ろもうちょっと大胆に甘えてきても良いのよ?」


 恵理さんが気にしなくても僕が気まずいのっ!


 「ところで......私の胸、どうだった?」

 心の中で絶叫していた僕に恵理さんは更なる追撃をかけてきた。



 女性経験が皆無な僕にいきなり与えられた濃密な時間。

 すでに限界突破している僕の脳をさらに圧迫する言葉は容易にブレーカーを落とさせる。



 そういうわけで僕は不可抗力による二度寝に突入したのだった。



 

 今日が日曜日でよかった......



 

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