139/169
百三十九話 スタート
「えー、つーことで」
翌日、クラスメイト全員に集まってもらった。
「こんな感じになりました、と」
大体周り四人ずつで印刷した冊子を共有してもらう。
「…………よし、一通り目通ったかな。んじゃ、多数決とりまーす。えー、衣装についてだ。白黒の無難なのがいいか、茶色のちょっと変わったのか……まあ、俺ら男子はそんなに変わんねえけど。よし、じゃあどっちか片方、いいと思った方に手あげてくれ。はい、白黒ー……つぎ、茶色ー…………うぃ、おっけー」
多数決の結果、男子の差で白黒になった。
「それじゃ、つぎだ。そこに載ってる写真を見てくれ」
写真、というのは僕と白撫さんで撮ってきたものだ。
「実際行ってきたんだが、メイド喫茶はそんな感じみたいだ。これに則るか、俺らは俺らで変えていくか、どっちにする?一応どっちの案も考えてあるみたいだが」
流石に一からやるのは面倒だし時間もないだろう、ということで写真を参考にすることに。
「後は、廊下に面してる壁の装飾とかもやるから、今日からやってくぞ。んじゃ、色々始めてくか」




