百二十話 へぇぁ?
みーんみんじんじんじんじーかいです。
「つっかれた…………」
僕ら、ただちょっと取材してきただけなのに、なんでこんな疲労してんの?
「この後は、どうやって時間を潰しましょうか」
一度店を出ると、白撫さんが言った。まだまだ日は落ちていない。
「一旦解散でまた集まったらいいんじゃない?」
「あ……そ、そうですよね、別に、一緒にいる必要はないんですもんね……そうですもんね……はい」
あからさまにテンションが下がった。絶対間違えたなこれ。
「では、帰りましょうか…………」
え、挽回の機会がないパターンのやつですか?
前を歩く白撫さんの背中はそれはそれは寂しげだ。
「えーっと……」
その時、僕に電流走る。
「そ、そうだね、部屋で一緒にゆっくりしようか」
「‼︎」
そう、別に一緒にいない必要も外にいる必要もないのだ。
「は、はい!そうだ、アイスを買って帰りましょう!」
ということで、途中でコンビニに寄ってから部屋へ。
「じゃ、どうぞ……」
「あ、そ、そうだ!」
藪から棒に、白撫さんが声を上げた。
「え、と、あの、いつも一ノ瀬君のお部屋に上げてもらっているのも悪いので、そ、の、今日は私のお部屋にというのはどうでしょうか!!で、では、い、1分、ここでお待ちください!」
…………へぇあ?




