表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

119/169

百十九話 せんにゅー④

みかじし。

「………………」

「……」


 僕がニマニマしていたことに気づいた白撫さんの顔からは生気が抜け、虚無と化していた。


「えっ、と……」

「………………」

「か、かわいかった、よ?」

「……ええ、いいんです。同情はいりませんよ…………」

「い、いや、ちゃんとかわいかったから!」


 僕は少し大きな声で言ってしまい、はっとする。


「そ、そうですか……あ、ありがとうございます」

「あ、うん…………」


 めちゃくちゃ気まずくなってしまった。


「えっと、ご主人様……も、よろしいですか?」


 え?この流れで僕にもやれって?さては貴様バカだな?


「あ、いや、僕は」

「やりましょう」

「え?」

「やるべきです」

「いや」

「やらざるを得ません」

「ぇぇ……」

「やりなさい」

「はい」


 なぜか鬼の形相で迫る白撫さんに気圧されてしまった。


「あ、ハートとか『だいすき』とかは無しでお願いしますね」

「りょ、了解しました!」


 怖いんだってぇ……

 結局、オムライスにはネコが描かれた。かわいい。


「せーの」


 いやだぁ、死にたくなぁい!


「おいしくなぁれ、もえもえきゅん♡」

「もえもえきゅん(虚無)」


 なんでクラスメイトに見られながらもえもえきゅんしてんだよ、僕。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ