後篇に登場する対象国の兵器集 vol1
3.5世代戦闘機と言うのは私の捏造した言葉ですのでお許しをw
K-1戦車
日米の技術協力で開発された中型戦車。105㎜砲を装備している。
KAT-1自走対空誘導弾発射装置
K-1戦車母体の対空誘導弾発射装置。搭載ミサイルは神矢1型IRHAAMの地上発射モデルで、ミサイル自体はレーザー誘導方式のレーザーライディングになっている。
国産装甲兵員車
完全に国産で製造した兵員輸送車。ただしアルミ製なので被弾には非常に弱い。
航空兵力
AH-1攻撃ヘリ、CH-47輸送ヘリなどを装備
独島級重巡洋戦艦
韓国が独立時より日本に対し領有権を主張する竹島が由来の艦。
扶桑には対抗不能であるとはいえ、韓国海軍にとって大きな戦力である。
武装は27㎝連装砲4基、16セルVLS2基、4連装SSM発射機2基
76㎜速射砲4基、30㎜CIWS4基、324㎜短魚雷2基、ヘリなど
ギアリング級駆逐艦
米国から貸与(後に売却)された戦時規格型駆逐艦。
主砲をオリジナルの12.7㎝連装砲から76㎜速射砲に変更し、後部砲塔を廃してシースパロー発射機に変更し、日本の紫陽花型FRAMⅡ型や初雪型と同等にした。)
アビオニクスに関しても諸外国から調達したMFCSやGFCSを搭載し、レーダーもオランダ製の新型を搭載し、ソナーもO・H・P級と同等である。
武装は76㎜速射砲1基、シースパロー1基、短魚雷2基、SUM兼SSM発射機1基
ヘリ1機収容可能、チャフ発射機×2、連装神弓自衛用誘導弾発射器×2
同型艦 8隻(準同型のフレッチャー、A・M・サムナーを含めれば16隻)
なお、他にも旧米海軍の護衛駆逐艦を32隻を保有している。
1号型哨戒艦
大日本帝国内務省の一機関で、ソウルに設置された朝鮮半島独立計画時政府設立予備部海洋警備局が帝国海軍に対して要求した哨戒用の駆逐艦である松型駆逐艦の後期モデルの独自改良型の哨戒艦。元は航洋型河川警備船。
購入時は旧式の12㎝連装高角砲2基を搭載した砲艦に部類されていたが、1970年代以降は前部のものを76㎜速射砲に、後部をシースパローに変更。更に貸与時に英国製のスキャニングタイプソナーだったソナーを1981年に新型のフランス製のソナーに取り換え、更に潜水艦対策に短魚雷を搭載し、1号級砲艦から哨戒艦へと類別が変更されている。
ランニングコストは蔚山級より安いので多くの艦が統一後の財政難の中、行動可能な状況を維持しており、その数は30を上回るとの説がある
なお、中には15.5㎝榴弾砲を搭載した火力支援型も存在し、九州北部全体の上陸奪還を目指す国防陸軍にとっては厄介な艦艇である。
旧北部系の哨戒艦艇としてはソ連が対独戦時に米国から貸与された護衛駆逐艦が主力となっており、これは兵器体系こそ異なるが南と同じ型式の船である。
漢江型空母
韓国初の空母。フォッシュと同一のサイズで、A-4やミラージュF-1を搭載する。
2隻が就役しているが、もう1隻建造されるとのうわさがある。
武装
チャフ発射システム×6、8セル型シースパロー用Mk-41VLS×2
40㎜連装機銃(DARDO System)×4、神弓対空誘導弾発射機×4
KDX-1、2級駆逐艦
次世代駆逐艦と称する駆逐艦。
前者は3500tで、12.7㎝速射砲とMk-48VLSと短魚雷を備える汎用駆逐艦。
後者は5000t前後で、12.7㎝多用途砲とMK-41VLSに、艦隊防衛用誘導弾の誘導装置を備える対空駆逐艦である。
各種哨戒艦艇
蔚山級コルベットなどが主力。旧帝国海軍の駆潜艇すら現役である。
老朽化の進む上、大型艦を所有していなかった旧北系の哨戒艇はほとんどスクラップにされている。
KF-16C/D(F-16Block30相当)ファイティング・ファルコン
北部九州侵攻作戦で主力を務めた韓国空軍の戦闘機。
史実通りの性能を持つ。スパローやサイドワインダー、AMRAAMによる防空や誘導爆弾、対地制圧ロケットなどの豊富な武装を誇り攻撃機としても有用できる。
なお戦時中も違法生産を続けており、米韓間で問題となっている。
なお、この機体は日韓戦争で全滅している。
F-15K(F-15EKとも)ストライク(スラム)・イーグル
史実と異なり導入は1995年より開始されている。金武軍提督によるクーデターまでに36機導入されたが、金によるクーデター以後、米国が態度を変え、純正部品の供給が途絶え、共食い整備及び劣悪な粗悪品による整備が続いており、ほとんど飛べない状況でありながら投入したが、多くの機体が日本国防空軍の統制された空対空攻撃の前に撃墜された。なお、第2首都防空団所属機は武軍失脚のきっかけとなった大統領府爆撃に使用されたが、同じくF-15Kを装備する第1首都防空団の同機との交戦で壊滅している。
F/A-50”ゴールデン・イーグル”
”ゴールデン・イーグル”と称しているものの、F-15とは別でむしろF-16に機体構造は近く、同機の発展縮小版とも言える。因みに拡大版であるF-2とは様々な意味で異母兄弟機とも言えるが、加速力、ペイロード、武装運用能力や捜索、生存性は明らかに劣っており、優れているのはステルス性くらいである。
おもに日韓戦争時には対地攻撃に投入されるも日本側の迎撃網を突破出来ず多くが撃墜され、中には空港で鹵獲されたものもあった。
日韓戦争後も米国の警告を再三無視して生産は続き、その一部の技術が中国に渡って中パ韓共同開発の戦闘攻撃機であるJF-17の開発に使われたのでは無いか、と言う疑念があったが、JF-17サンダーの設計はMiG-21を改良し、更にF/A-50に近い機体のフレームを持っていることが韓国から発表されており、米国を激怒させた。
ミラージュF-1K
漢江搭載用の戦闘機。フランス製ではあるが、米国の協力でスパローミサイルの運用能力を得、艦隊防空用の戦闘機に生まれ変わった。AMRAAMも運用可能であり、充実した航空戦力を持つ日本側からしてもイーグルやファイティング・ファルコン以下と言え、3.5世代機と言う4世代機レベルの能力を持つこの機体は厄介な存在ともいえる。エンジンを北東中国製のものに載せ替えていると言う噂もある。
A-4K”スーパースカイホーク”
米国から導入された漢江用の攻撃機で、冷戦下において対地攻撃機として空軍に導入され、1981年に米海軍で退役したものを海軍が北側の小型艇に対する攻撃用に購入。1987年に漢江完成時にすべて海軍へ移管された。
AAMについてはAIM-9MないしKAIM-1”神矢1号”で、防空戦闘は最低限だが、それに対してASMは基本的にハープーン1発ないしエグゾゼ2発の搭載が可能で、対地ミサイル、爆弾なども豊富に搭載可能である。
ただし米国からの支援が受けられなくなった2003年以降はエンジンに関しては北人中製のものに変更し、同国製AAMの搭載を始めている。
A-37”ドラゴン・フライ”
米国から導入したA-37対ゲリラ制圧用COIN機を韓国で独自改修した機体。
武装はA-4Kと同じく北人中製のものが増えているが、AGM-65やAIM-9の運用も可能であり、十二分に攻撃機としての性能を維持している。
とは言え福岡決戦において日本側の統制された空対空ミサイルの前に全滅した。
MiG-29K”ファルクラム”
西側のF-16に対応するソ連製の傑作軽戦闘機で、旧北朝鮮空軍の戦闘機。
基本的には前線哨戒用の戦闘機であり、航続距離が短く邀撃用に使用される。
本作では旧北朝鮮エリアの弾道弾基地攻撃作戦のミッションに就く国防空軍戦略飛行隊の富嶽を阻害すべく出動する。
他にも旧韓国軍が91年より極秘裏に開発し、97年にロールアウトした”神鳥”もといKF/A-29”フェイカー”と言う発展拡大型が存在する。
KF/A-29”フェイカー”
分断時代より開始されていた米国に対して極秘裏に開発していた神鳥と呼ばれている国産のMiG-29の発展型戦闘攻撃機。ユーゴスラビアや旧ソ連圏からの技術提供があったとされている。
エンジンについてはプロトモデル~生産型/統一後生産初期型には米国製のGE/F-110が、統一後中期型の一部では米国からの部品供給が廃れたので退役したF-4DのJ-79やMiG-21のエンジンを搭載し運動性能が下がったが、日韓戦争開戦直前の生産モデルからはロシアのエンジンを違法コピーした北東中国製エンジンを搭載している。武装に関しては翼端にミサイル発射レールを追加し、赤外線誘導式ミサイルの搭載数を増やしている程度であるが、搭載可能な誘導弾は米国製の短射程ミサイルAIM-9L/M、中射程のAIM-7F/120Aやロシア製の短射程ミサイルR-60/73に中射程のR-27/77に加え、国産のKM-1/2など東西の様々な兵器が搭載可能であり、対艦ミサイルや無誘導爆弾も搭載可能。
ロシアは本機をMiG-29のコピー版と非難しているが、韓国はそれに応じる使用料を払う予定はないと言う。固定武装に関しては初期型はK/M-61バルカン(搭載弾数541発)、中期型及び現用型は発射反動を度外視した上で高威力で知られる中国製の37㎜機関砲1基(搭載弾数137発)を搭載している。
因みにこの機体は後に日韓戦争後の後ろ盾となった北東中華人民国も興味を示し、J-12として少数のみが配備されたSu-27を支援する機体としてJ-10と共に大量に導入している。他にも破綻した韓国の経済で賄えない日韓戦争の戦費回収のためにアフリカや南アメリカなどに大量売却されており、各国で問題視されている。
(アビオニクスを西側製に置き換えたタイプも存在し、ロシアのMiG-35Fと比較して性能は劣るが値段は勝っており、導入国も多い)
KF/A-29C(中国名 J-12C)スーパー・フェイカー
日韓戦争後に中韓両国が開発したKF/A-29の発展拡大型。強引な主翼面積及び航続距離の拡大の為に水平尾翼を完全に廃止し、垂直尾翼のみに切り替えた機体で、エンジンも中国がJ-11用に生産したエンジンを横流しして搭載され、アビオニクスも中韓が協力して製造したものとなり、武装も使い果たした西側製のものから韓国国産や北人中製となっている。
O/V-38”フォージャー”
ソ連崩壊時にライセンス権を取得したYak-38を韓国が独自で発展させた艦隊決戦用着弾観測機及び崩壊時の混乱で北に流出した軽攻撃機。ただし航続距離は非常に短く、同任務のハリアーには及ばない。
武装はKAIM-1空神矢1号ないしR-60、R-73の赤外線空対空誘導弾4発。
着弾観測時の空中戦ではハリアーに圧倒的な性能差で敗北している。
MiG-21K-MU”フィッシュベッド”
韓国式の改修を施した旧北朝鮮側が使用していたMiG-21で、北東中国が購入した新型ロシア製レーダーとミサイルを極秘裏に入手し、それらに対応している。
日韓戦争では爆撃部隊に所属し、爆撃部隊に参加している。
MiG-23”フロッグ・フット”
旧北朝鮮系の戦闘爆撃機。韓国軍の主力攻撃機でもあり、機銃が無いF-4Dを高等練習機に改修した際にレーダーを転用し、西側製ミサイルの運用能力を得た。
優れた運動性を持っているとも言われ、更にKAIM-1、2の運用能力も付与され、津島決戦の際にMiG-29やF-15、F-16、KF/A-29と共に防空戦闘にも投入されるも日本側の統制されたF-2やF-15の放ったAAM-4による先制攻撃で壊滅している。
CE-130空中警戒機”モーラー”
統一前の韓国が使用していたC-130の胴体側面下部と上部に国産の早期警戒レーダーを搭載した早期警戒機で、日本などにはモーラー(マムシ)と呼ばれている。
輸送機なので電磁波防御用の張り紙を張る必要箇所も少なく、構造としても後部貨物ハッチを完全に溶接して貨物室を封鎖、そこに電子機器や管制官室を配置し、2階を追加して休憩室なども設ける程度の改修で済んでいる。
また胴体側面にレーダーと追加で増設したタンクに加えて、翼端の投下不能の追加タンクと投下式タンクを主翼下に4基(うち2基はジャミングポッド兼用のハーフサイズモデル)搭載することで非常に長い航続時間と距離を得た。
(エンジンについても中国製のよりエンジンオイルが多く入れられるものにした)
日韓戦争後もアフリカなどからC-130をスクラップ名義で購入し、それらに改修を加えるなどして数を増やして運用を続けているという。
ミサイル類
AIM-7Mスパロー、AIM-120A”AMRAAM”
中射程ミサイルで、前者がほとんどであり、後者はエリート部隊のみに配備。
因みに前者はセミ・アクティブ誘導、後者はアクティブ誘導であり、命中精度に大きな差があり、日韓戦争では前者はミサイルや戦略爆撃機の邀撃に、後者が戦闘機撃墜の戦果を挙げたが、米国製なので米国製高性能ジャミング装置の前に無力であった。
KAIM-1、2”神矢1、2”
韓国国産の空対空ミサイル。技術はロシアの技術を中国より違法入手したもの。
1は短射程でR-60の系譜とも言われているが、オフボアサイト能力はAAM-3の比とならず、2もAIM-120より短い40㎞に留まったが、二つとも戦果を挙げている。
R-27及びR-77
ソ連でのスパロー及びAMRAAMもしくはAAM-4相当のミサイル。
前者はMiG-21KX(統一後の改良型)やMiG-27に主に搭載され、後者はエリート部隊であるMiG-29部隊で運用されているが、両者共にKF/A-29での運用は可能。
R-60及びR-73
ソ連でのAIM-9L/MもしくはAAM-3及びAIM-9XもしくはAAM-5相当のミサイル。
前者は後者に比べ命中精度、機動力共に劣り発展性が無いとされたが、安くて購入出来るのが大きなポイントだったので旧北朝鮮が違法生産及び大量購入していた。
後者については旧北朝鮮にソ連崩壊の混乱期にYak-38と共に流出している。
対艦ミサイル
ハープーン、エグゾゼ、シルクワームなどが導入されている。
勝利1、2号
旧北朝鮮系技術者と韓国系技術者が協力して開発した弾道ミサイル。
性能は米国のタイタンに匹敵するといわれているが、戦争後半に日本側が実施した工場施設及び発射場破壊の作戦、”オペレーション・サンダーストーム”で資料や技術者、核弾頭含む全ての技術的な蓄積を破壊された。