26話 カエル
あれから多分数十日が経ったのだろうか…
水は出せるけど、食べ物は出せないし…魔物もそんなにいないから本当にお腹減った
[ルミナス!あれ!]
猫?みたいな奴だな
多分食えるよな?
[俺たちのご飯になりなぁ
[ちょっと待って!]
急に背の高い白髪のおじいさんに止められる
[誰だよ、ご飯が逃げちゃうだろ……]
[すまないこの魔猫は私のペットでね]
[あっそうだったんですね、本当にすみません]
[いえ、私の不注意でもある、こらナルちゃんと私からは慣れるんじゃないぞ]
[にゃ]
[じゃあそれでは、僕達はこれで]
[あぁ君たちお腹ぎ減ってるのでは?]
[いえ…ぼ…[はい!そうです!]
割り込まれたんだけど
[そうか、私の食料を譲ろう]
[いいんですか?]
[かまわん、子供2人でこんな所にいる君たちが心配なだけさ]
[ありがとうございます]
[おじさん、本当にありがとうございます]
[それじゃあ君たち気をつけるんだぞ]
[はい!]
そう言うとおじいさんはクソ早いスピードで走っていった
元気だなぁ
[なんか早くない?あの人]
[確かに、早すぎるね]
[おーい、助けてくれヨォ]
[誰だ?]
だが近くには誰もいない
[ここだヨォ、したみてくれヨォ]
[え?]
俺達は下を見てみると、カエルのような生き物が跳ねていた
[キモ!無理なんだけど]
俺はカエルから距離を取る
[そんなこと言わないでくれヨォ、とりあえず肩に乗せてくれヨォ]
[あの、マジで無理なんで、ユリ頼む]
[いや、私も喋るバケモノとか乗せたくないんだけど]
[ひどいヨォ]
[まぁ嫌だけど一旦乗せるよ]
[ありがとう、感謝だヨォ]
[なんで魔物なのに喋れるんだ?]
[別に魔物でも喋る個体はいるヨォ、だけど俺は呪いでこんな姿になったんだヨォ]
[なるほど、じゃあ元は人間だと]
[そうだヨォ]
[それでもなんでこんなとこにいるんだ?]
[普通にキモいから王様に転移トラップ踏まされて、こんなとこに送られたヨォ]
[あとさっきからそのヨォて喋り方なんとかならないの?]
[無理だヨォ、これも呪いだヨォ]
キモい呪いだな
[そこで皆さんにお願いがあるんだヨォ、僕を仲間にして欲しいだヨォ]
[どうする?ルミナス]
えー
嫌だなぁ
でも見捨てるのは良くないよなぁ
[まぁ、良いんじゃない?]
[ありがとう、感謝だヨォ]
[自己紹介しとくよ、僕はルミナス バサラ]
[私はユリ ラグラだよ]
[僕は、ナエ アタッシだヨォ]
[でも仲間になるだけで良いの?帰りたいとか思わないの?]
[どうせ僕が戻ってもまた転移されるだけですし、世界を旅するのも悪くないかなと、思ったんだヨォ]
[なるほど、じゃあこれからよろしくね]
[はい、よろしくだヨォ]
それから歩くこと数日
ナエの話によると年齢は25歳
カエルの姿になったのは15歳の時のようだ
魔法は使えないらしい
マジでただの喋るペットじゃん
[それで皆さんはいまどこに向かっているんだヨォ]
[ガトリングていう、ところ]
[聞いたことないヨォ]
[まぁ僕達も、聞いただけだから、どう言う感じの町なのかわからないけどね]
[ワクワクするヨォ]
[おっあれガトリングじゃない?]
[ようやく着くのか]
[なんか、嫌な予感がするヨォ]
そしてガトリングに着いた
最初に思ったことがある
多分治安悪いとこだ
ゴミ散らかってるし
ホームレスみたいなのたくさんいるし
怒鳴り声聞こえてくるし
[あの、ここヤバそうだヨォ]
[よし、明日にはここを出ましょう、とりあえず今日は宿で篭りましょう]
[うん、それが良さそうだね]
宿に移動
[いらっしゃい、珍しいなこんなクソガキが来るなんて]
[一日泊まりたいのですが]
[あぁ、なら2人で、1万ペルスだ]
[はいどうぞ]
[はい、じゃあ上に登ったら空いてる部屋使って]
[ありがとうございます]
[なんか、怖かったヨォ]
[お前は喋るな、魔物なんだから]
[ここあいてるから、ここでいい?]
[いいよ]
[じゃあ部屋はどうかな、オープン]
何と言うことでしょう
酒の瓶や食べ残しがあるじゃありませんか
[ユリ、頼む]
[オッケー、えい]
酒の瓶や食べ残しは消滅した
本当にいつ見てもこの魔法やばすぎる
[よしマジで早く寝て早く町から出よう]
[うん、それが良いヨォ]
すみません
サボってました
アニメやマンガに逃げてました




