18話 トラップ
ここで1週間過ごしたが本たくさんあるしご飯美味しいし俺用のメイドもいるしでいい生活をさせてもらってる
だいぶ気持ちも落ち着いた
きっとハイセは生きてる
だから俺も生きて、また会おう
ていうかマジでこの城最高
だがこのままだと城にずっといるニートになってしまう
それだけは避けたい
よし、たまには外に行こう
[外に行ってもいいですか?]
[もちろんです]
[裏口からいきましょうか]
[珍しいですね、そこは誰も通りたがらないです。
何か理由があった気がしますが]
[まぁ大した理由じゃないでしょう]
[そうだといいですが]
さてこの街は都会と言っていいだろう
東京とかと比べるとカスだけど
さぁこの裏口からで
[待ってください!思い出しました]
[えっ?]
俺達はどこかにワープしてしまったようだ
周りはダンジョンみたいな感じだが
城にあった物だしダンジョンにワープするなんてありえないな
多分城の地下かな?
さてハリには説明してもらうか
[どこですか?ここは?]
[ルミナス様本当に申し訳ございません私のミスで私達はここで終わりかもしれません]
[えっ?何で?]
[あれは、前、誰かに作られた転移トラップです]
[どこに転移したんですか?]
[ダンジョンです]
終わった
フラグ回収すんなよ
物によるが基本的にダンジョンにはやばい魔物が無限に出てくる
[どう、どうします?]
[私の魔法では壁を壊すことができませんしとにかく上を目指すしか、私のミスでこんなことになりました、命をかけてお守りします]
[あぁ頼むよ]
メイドのミスでこんなことになるとは
ていうか王女様も説明しとけよこんな危ないものがあるなら
まぁ過ぎたことは仕方がない
生きることに集中しよう
だが少し歩いたところで違和感があった
魔物が全くいないことである
そして道がずっとまっすぐだということ
ていうかダンジョンなのに明るい
その時彼女が口を開いた
[まさか、この特徴は、ルミナス様これはまずいことになったかもしれません]
[どうまずいのですか?]
[転移した時に無限ループトラップを踏んだかと]
[何なんですかそれは?]
[そのトラップを踏むと肉体と精神が分離され、精神が無限ループする空間に閉じ込められます]
[もしかしてその間肉体は……]
[その場に倒れているでしょう]
[早く出ないと、まずは壁を魔法で壊します]
俺が魔法を打とうとした、けど魔法は使えない
[無駄です、この空間は魔法も魔道具も使えない、
助かるには肉体がトラップから10m以上離れないといけません]
[つまり人頼みってことですか?]
[そうなりますね]
[もし魔物にその肉体が襲われたら………]
[死にます]
みなさま今までありがとうございました
もう一回転生できるならチート能力ください
[でも一つだけ、やれることがあります]
[何ですか、それは!]
[壁を殴って壊せば出られるかもしれません]
いや無理だろ
無限ループだぞ壁も壊してもずっと続くだろ
ハリは必死に殴っているが効果はない
俺も殴ってみたがびくともしない
詰んだ
終わった
死ぬんだ
そん…………
意識が戻ると俺はとても強そうな男に担がれていた
もちろんハリさんもだ
その男は髪は赤で髭がくそ生えてる、
優しそうだが、何か本能的に戦ってはいけないと言っている、腰にある剣から圧を感じるし怖い
俺達は地面に降ろされた
[君たち大丈夫かい?]
[はい、大丈夫です]
[どうして、子供がこんな危ない場所にいるんだ?]
[転移トラップを踏んでしまいまして]
[なるほど、なんで踏んでしまったんだ?]
[ある城の裏口から出ようとしたら、転移トラップがありましてね]
[なるほど、どこの城だい?]
[サリバン王国の城です]
[えっ!マジか!俺さ丁度そこの近くの村に行くところだったんだ、だからついでに送るよ]
[そんな助けてもらってそこまでしてもらっては]
[でもここからサリバン王国までは1から2年ぐらいかかるよ]
[えっ?ここはどこら辺のダンジョンですか?]
[ここは港町ナーリアの近くだよ]
聞いてもどこかしらねぇや
[さて話は後にしよう、まずはダンジョンからでよう!]
そこからの彼はすごかった
自分の目では到底見えない速さの斬撃により魔物はどんどん倒されていく
あっという間に出口に辿り着いた
[ありがとうございました、名前をお聞きしても良いですか?]
[俺はアルデモだよ]
うん?
アルデモ?
聞いたことあるな
あっ!
[アルデモさんてあの冒険者ランクSSのですか?]
[そうだよ]
[もしかしてルート バサラて知ってます?]
[えっ?なぜルートを知ってるんだ?]
[それはルートの息子だからです]
[ええええ??ええええぇ!?!?!?ルートの息子?!どういうことだ?理解できん?]
[まぁ話すと長くなりますが…]
[ちょっと一旦落ち着こうか、うん、まずは疲れただろうし宿にでも行こうか]
ナーリアの結構高そうな宿で俺達は話すことになった
[まずは、あらためて自己紹介を名前はアルデモで
冒険者ランクSSだ。最近ちょっと老いを感じ始めた51歳、みんなのことも教えてよ]
[もちろんでございます。
私はサリバン王国でメイドをやらせていただいてます、ハリ アドネといいます]
[僕はルミナス バサラ、ルートの息子です]
[やっぱりルートが付けると言っていた名前と一緒だ
でもまだ信じきれん、何かルートのことについて教えてくれ]
[まず、父さんは大の本好きです]
[あってるなぁ]
[父さんは結構ポンコツです]
[ポンコツだったなぁ、でもまだ違うかもしれないしなぁ]
[妻が元ストーカーです]
[よし、ルートの息子だな]
ありがとう母さんストーカーしてくれて
[そういや、なんでトラップを踏んだんだい?]
[それは私が全て説明いたします]
説明中
[ふ〜ん、なるほどね]
[私のミスでこうなってしまい本当に申し訳ございません]
[まぁでも起きたことはしょうがないよ]
[そうだよ、それを次に活かせるかが大事だよ。
別に私が君達をサリバン王国まで送るし]
[そう言ってもらえると救われます]
[あのアルデモさん質問しても良いでしょうか?]
[もちろん]
[どうしてアルデモさんはヘイ村に行こうと思ったのですか?やはり父関係ですか?]
[まぁそうだね、噂で聞いたんだヘイ村がヨリハ王国に滅ぼされたってね、多分ルート達なら大丈夫だと思うのだけど、もし何かあったらと思うと心配でね]
[でもここから1から2年もかかるなら、行っても無駄では?]
[俺はね、ルート達が生きてると信じた、それでもし何か困っているのであれば助けたいと思った。
もし死んでたら、その時はその時]
[なるほど、もちろんどちらも生きてますよ]
[そうでなくちゃ困る]
[あの…私は本当について行って良いのでしょうか?]
[もちろんだ]
[ありがとうございます]
[明日からサリバン王国に向かうから今日はここでゆっくりしておいて、別に町をみていてもいいからね
じゃあ俺はダンジョンに戻るね。
あと金はここに置いておくからね]
[わかりました]
アルデモはなんと心の広い人だろうか、これは父さんがついて行きたがるわけだ
・・・・・・・・
無言の時間が続くなぁ
あんなことがあった後だしなぁ、……気まずい
よし!町行くか
[少し町を探索しません?]
[わかりました]
気を取り直して
ここは港町ナーリア
港町と言うように漁師みたいな人ばかりです
町の方はたくさん家が集まっていてプライベートとか無いのかて感じ
素材はレンガとか木だね
海の方に行くと、船があるがしょぼい
探索してるうちにお腹が空いてしまったので近くの
店で食べることにしました
魚みたいな魔物キモかったけど美味かったです
その後町をまた回っていたら夜になり始めたので、宿に戻りました
[おかえり]
[アルデモさん、ダンジョンで怪我とかしてないんですか?]
[まぁ俺は強いからな]
[流石ですね]
[みんな、宿のご飯食べる?]
[外で食べたので]
[寂しいなぁ、ねぇハリちゃん酒でも飲みながら話そうよ〜]
[私お酒苦手なので]
[はい、私は1人で飲んで来るので、2人はゆっくりしててください]
アルデモはそう言うと部屋を出て行った
なんか可哀想だな
これからは出来る限りアルデモとご飯を食べてあげよう
明日からはサリバン王国に向かうことになっている
今日はゆっくり休もう
はぁ、なんで俺はいつも酷い目に遭うのか
ルカや父さん母さんは元気だろうか
とにかく早く戻らないと
城でのお話と言ったな
あれは嘘だ
と言うことでここからは数十話くらい旅に出ることになります




