17話 サリバン王国
やっとの思いでサリバン王国に着いた
ここまで色々あった
いつもとは違う魔物を食べた
いつもの食用魔物とは違いクセがある味だった
ルカはまだ子犬なのにこんなもの食べて大丈夫か?
まだ気持ちの整理が追いつかない
ハイセはどうなるんだ?
殺されるのか?
本当は今すぐにでも家に戻りたいが俺では冒険者ランクSSのナトリには勝てないらしいし
どうしようもない
[ようやく町に着いたなざっと1週間以上かかったな
まずは城にいってカリン女王様にこのことを話してくる]
この街もヨリハ王国と同じような店だな
この辺はあまり魔物がいないからか街の兵士の数が少ない
そもそもヨリハ王国と比べしょぼいからかな?
でも俺の住んでいる村と比べれば都会だな
俺の住んでる村か…
もう思い出したくない
つらくなるだけ
もう忘れよう
[さて着いたな]
兵士は父さんを見た瞬間すぐに門を開けた
見た感じヨリハ王国の城より小さいが整備が行き届いてるように思える
それで父さんに王女様がいる部屋に案内された
城の偉そうに座る玉座があるところではなく
学校の校長室みたいな場所だった
[失礼します]
[あら、久しぶりですねルートさん。
それに家族の皆様、私はこの王国の王女しております、カリン サリアと申します。
早速ですがあなた達が住んでいた村はヨリハ王国のナトリによって滅ぼされました]
[やっぱりそうか…]
[ヨリハ王国に行く時点で何が起こるとは思ってましたが、まさか村を滅ぼすまで行くとは思いませんでした
旅でお疲れでしょう気持ちの整理のためにもお風呂でゆっくりしてください]
[ありがとうございます]
風呂に移動
[お父さん、滅んだて冗談ですよね…?]
[残念だが事実だ、これから俺達はここに住むことになるな]
[はい…]
[元からそういう話だったからな]
[どうして王女様はここまでしてくれるんですか?]
[俺に恩があるからだ]
[どんな恩ですか?]
[魔物に襲われてるのを助けた]
[なるほど…]
[それ以外にも理由は考えられるがお前にはまだ難しいだろう]
風呂から出て頭を魔法で乾かす
そして王女様のところに向かう
もう逆に何も感じない、悲しいとかよりどうしたらいいのかわからない
転生した方がつらい思いするなんてな…ハハ
[さて皆さんそろいましたね、まず皆様にはここに住むという事でいいですね?]
[はい、お願いします]
[部屋は客人用がありますのでそこをお使いください
では本題に入りましょう、ズバリ、ヨリハ王国で何があったのですか?]
[はい、簡単に説明します]
説明中
[なるほど、やはり王のザイルは国王として相応しくないですね、久しぶりに会った自分の息子にそんなことを言うなんてありえない、前に一度会った時も私たちの国を侮辱するような発言をしてましたし悪い噂しか聞きませんし、本当に殺そ……おっと少し熱くなりすぎましたね、ご飯の用意ができてますし、ご飯にしましょう]
王女様に案内される
この人なんか怖いな
ようやくまともなご飯が食べれる
本当に良かった
それで案内され、着いた場所はマンガやアニメとかで見る様な豪華な食卓だ
[旅でお疲れでしょう、どうぞ遠慮なさらずいただいてください]
[いただきます]
[長旅お疲れ様でした、遠慮なさらずいつまでも城に住んでもらっても構いませんからね]
[感謝します]
ご飯を食べてこれから住む部屋に向かう
広いし綺麗だ
[さて、今後についてだがまずここに住むがさすがに申し訳なくて給料は受け取れない、なのでもしかしたらここで永住になるかもしれない]
[村には戻らないんですか?]
[もう滅ぼされてしまった以上どうしようもない。
あいつらの行動が早すぎた、あと少し時間があれば
サリバン王国の兵と俺達で救えたかもしれないが]
うんうんやっぱりそうか、わかってたけどね
[僕はこれからどうすれば?]
[この城でゆっくり魔法の練習なり本を読むなりしていてくれ]
[わかりました…]
[あなたお姉ちゃんに手紙を出しておかないと]
[そうだったな、学校で忙しいのにこんなことになってしまった]
もう村は滅ぼされたてことはハイセはもう…
いやまだハイセが死んだとは限らない
だって森に家あるし
ポジティブにいこう
うん…その方がまだいい……
………もう寝よ
朝
朝ごはんを食べて
俺は部屋のベッドでボーとする
父さんは仕事
母さんも働きたいとか言って父さんと一緒に仕事
俺の心の拠り所はルカと、ハイセがくれた杖だけ
あと俺用にメイドが付いた、名前はハリ アドネ
黒髪のロング、クール系、胸小さめ 俺の好みだな
でもただいるだけで正直気まずい
[あの、もしよろしければ城の案内でもしましょうか?]
[えっ、よ、よろしくお願いします]
急に城の案内が始まった
ルカは置いていこう
ごめんね
[ここは書庫となっております]
広いなぁ
父さんより本持ってるな
[王女様が大の本好きでしてね、と言っても本を読むのが好きではなく集めるのが好きでして、少し変な趣味ですよね]
[そうですね、僕もここの本読んでもいいのでしょうか?]
[王女様からはやりたいことをやらせなさいと言われておりますので、大丈夫だと思います]
[ありがとうございます]
そして色々案内される
真ん中に噴水がある庭
パーティ用のよくわからい部屋
あとは何の変哲もない部屋がたくさん
[案内できる範囲はここまでですね]
[ありがとうございました、案内できない所ってなにがあるんですか?]
[まずは王女様の娘様と王女様の寝室、武器などがある部屋、あとは私にもわかりません]
[娘さんいるんですか?]
[あら、言っておりませんでしたか、王女様には6歳の娘様がおります]
[同い年でしたか]
[あなた6歳だったんですか、てっきり12歳くらいかと]
[何でですか、身長全然ないですよ]
[いえ、あまりにも丁寧でお利口でしたので]
[まぁ確かにそうかもしれませんが]
[その通りです、誇ってください]
確かに俺は転生してきてるからお利口だよね
子供の頃ぐらい褒められたい
ハイセもすごく偉い子だったがそれはエルフの精神的な成長が早いからだ
ハイセか…思い出したくなくても出てくる
これも一種の呪いなのかもしれないな
新章突入という奴です
次回からは城でのお話になります!




