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まだあの夏にいる。

心に残ったあの夏の花火。
私はそれをずっと見つめていた。

目の裏に焼き付いた残像ももう消えてしまったのに。
それでもずっと星のない夜空を見つめていた。

それは遥か昔のことで、今はもう色も形も忘れてしまった。
忘れてしまったあの夏は、いつの間にか思い出になった。

遠い過去から輝くそれは綺麗で目を離せない。
私は今も星空を眺めている。



あの青春を何年も経った頃、ふと思い出し、目を閉じる。

お盆の帰省。家族と友達だった人たちの住む町。
忘れられない、消えてくれない記憶と感情。
でも、帰省した今日くらいは思い出に浸るのもいい。
また都会に戻れば忙しさが忘れさせてくれる。
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