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おまんじゅう

作者: 奈月ねこ

ひだまり童話館 6周年記念祭参加作品です。

 おばあちゃんがおまんじゅうを買ってきてくれた。


 「さあ、お食べ」


 そこにいるのはおばあちゃんの孫である5人の子供たち。


 長男、次男、三男、四男、五男。


 おまんじゅうは六個入り。


 5人の子供たちは一つずつおまんじゅうを食べた。


 残りは一つ。


 残りの一つをめぐっての争い。5人のにらみ合いが続く。


 と、いつの間にか箱からはおまんじゅうがなくなっていた。


 大声で泣く五男。


 涙をぽろぽろ流して泣く四男。


 しくしく泣く三男。


 泣くのをこらえる次男。


 目をつぶる長男。




 さて、六個目のおまんじゅうを食べたのは誰でしょう。



 子供たちは気づかなかった。6人目がそこにいたことを。

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― 新着の感想 ―
[良い点] おまんじゅう 拝読させていただきました。 ええー、いつの間にかなくなっとるー!  童話的な導入で、兄弟の取り合いから展開があるのかと思いきや、もしかしてホラーなのかと思うような突然のまん…
[良い点] 面白いですー! 一瞬、え、ホラー? 妖怪? 読者? なんて揺さぶられつつ、やっぱりおばあちゃんかなぁなんてほっこり。 短い文章の中で読者に驚きと笑顔を引き出す技術はさすがです! 5人兄弟な…
[一言] 「ひだまり童話館」の企画から拝読させていただきました。 いや、買ってきたおばあちゃんだって、美味しそうだと思ったから買ったんでしょうし、食べてもいいですよね。 五人の子どもたちがそこまで欲し…
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