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ラスト・レジェンダ 剣と魔法と異世界転生  作者: 漬け物
第一章 冒険者の街フロル
7/22

冒険者ギルド

「シュン!見えてきたよ!」


 アンリの声でウトウトしていた頭を働かせる。


 窓から顔を出し、春の暖かい風を感じながらアンリが指差す方を見た。


「なんか…異世界に来たって感じが今更ながらするよ」


「何言ってるの?シュンって村を出る前日から少し言動がおかしいと思うんだ」


  まぁ、俺自身も記憶の共有で少しおかしな気分だよ。


  アンリの話を華麗にスルーし俺は目の前に広がる景色を見た。


 目の前には大きな城壁があり、街の中心にあるであろう大きな城が見えた。


 ずっと村の中にいたからなぁ、大きな街に来たのは初めてなのでかなりテンションが上がる。

  街の中はきっと中世風(ちゅうせいふう)の作りだろう。


「しかし、馬車は楽だな。たったの2日でフロルまで付くんだもんな」


 狼人(ウェアウルフ)との戦いの後、俺は村長に頼み込んで、フロルまでの食料と馬車をお願いした。もちろん村長は心良く貸してくれた。


 馬車での旅はとても順調に進み、たったの2日でフロルまで到着した。夜間はフロルまでに2つの村があるのでそこでゆっくりと休みながらここまで来た。


「最初から村で馬を借りてたらもっと楽だったのに!」


「だから馬じゃあ、道の無い山を越えるのは大変だろ」


 俺とアンリはこの2日間、馬車の中で暇を持て余していた。やることと言えば外の景色を眺めたり昼寝したりと、かなり楽な旅をしている。御者(ぎょしゃ)には村の商人の方が名乗りを上げてくれた。


「しかし…凄いな」


「うん…どうしてあんなスピードでずっと走ってられるんだろうね」


 俺とアンリは馬車の窓から馬車に並んで走っているイディアを見た。


「ん?どうした?2人とも揃って何か言いたそうな顔して」


 イディアは涼しい顔をして走っているが、この2日間汗ひとつかかないで馬車と同じスピードで走り続けているのでイディアの異常性がわかる。


「なんでもないよ」


「変な奴だな」


 馬車に乗らないでずっと走ってるお前には言われたくない。なんでも鈍った体をほぐすために走っているらしいがスタミナ切れをしないのだろうか?


 2日前……村の温泉でイディアを冒険者に誘ったが、まさか二つ返事で仲間になってくれるなんて思わなかった。


「なぁ、イディア」


「なんだ?」


「どうして俺たちの仲間になってくれたんだ?」


「はぁ?お前が誘ったからだろ」


「いや、そうじゃなくて、俺はてっきりお前は孤高の一匹狼的なプライドを持っているのかと…」


「お前、バカにしてるだろ…」


「いやいや、実際お前にとってメリット無いし、そもそも狼人(ウェアウルフ)って冒険者なれなくね?」


 狼人(ウェアウルフ)は俺たち人間の敵で倒すべきモンスターなわけだ。


「それはギルドに行ってみればわかるさ」


 そうこうしているうちに馬車は大きな門の前に着いていた。


「長旅お疲れ様です。私はフロルで色々と仕入れを済ませたら村に戻ります」


 村の商人が俺たちを降ろすと早々にお別れの挨拶を始める。


「いや、こちらこそ助かりました。村長に何かまたあればいつでも助けを呼んでくださいと伝えてください」


「はい、それでは私はこれで失礼させていただきます」


「本当にありがとう!」


 アンリが大きく手を振り、馬車は俺たちから離れて行った。


「よし!とりあえず冒険者の街フロルに到着だ」


 俺たちは大きな門をくぐり街の中に入った。


「おおぉ!」


「わあぁ!」


 門をくぐると目の前には中世の城下町風の街並みが広がっていた。街の出入り口につながるこの道は街の大通りに当たるだろう。


「流石は異世界!色んな種族の人たちがいるな!」


 耳が特徴的などこか高貴な感じがするエルフ族に、獣耳と尻尾が愛らしい獣人(ビースト)族さらには、見た目は小柄だが屈強な身体を持つドワーフ族が大通りにちらほらいるのが目についた。


「すごーい!エルフ族の人って初めて見た!綺麗!」


「わかったから2人とも落ち着けよ」


 田舎者感丸出しの俺とアンリをイディアが恥ずかしそうに落ち着かせる。


 ん?


「そういえば獣人(ビースト)狼人(ウェアウルフ)って何が違うんだ?」


 俺はふと思いついた質問をイディアにぶつける。


「大した違いはないな。人類に害をなすから狼人はモンスターで人類に交友的だから獣人はモンスターとは言われてないだけだ」


「そんなことでモンスターになっちゃうなんて…悲しいね…」


  アンリが寂しそうに言うとイディアは困った顔をした。


「まぁモンスターの中でも色々な派閥があるからな、その辺は今夜にでも落ち着いたら話すよ。それより早くギルドに向かおうぜ」


「ああ、行こうか。」


  とは言ったもののギルドの場所がわからないぞ。


「誰かに聞くか?」


「それがいいと思う!」


 周りを見渡して大通りで出店を開いてる人あたりが良さそうな主人に声をかけた。


「あの〜」


「らっしゃい!」


「冒険者になりにこの街に来たのですが冒険者ギルドの場所がわからなくて、知ってますか?」


「あんちゃん!話は何か買ってからってのがスジだと思わねぇか?」


 店の主人に言われ、俺は店に置いてある見たことのない黄色い果物を3つ買うことにした。

  知らない果物だけど美味そうだ…


「はい!毎度あり!ギルドだっけ?ギルドはこの大通りを真っ直ぐ進んで、あの中央にあるこの街の領主さんの屋敷の真下にあるぜ!」


「屋敷ねぇ…どう見ても城にしか見えないんだが」


「おうよ!あれは屋敷だよ!この国には城は王都にある王宮だけだな!大きさはあれの何倍もあるぞ!」


 うへぇ〜

 異世界おそるべし!


「ありがとよ!おっちゃん!」


 おっちゃんに礼を言い、アンリとイディアを連れてギルドに向かうことにした。


「しっかしこの街は広いな。街の中心にあるギルドまでなかなか着かないぞ」


「この街の大きさは大体半径5キロだったかな。ギルドまではあと4キロはあるぞ。」


 流石に広いな。ライゼン村の大体10倍の大きさか。


 しばらく中世の街並みを楽しみながら街の大通りを進んで行く。


「そういえば…寝泊まりはどうするんだ?」


「私も思ってた!ずっと宿とか借りるの?」


 よくある異世界ファンタジーだと主人公達の寝泊まりは不思議なことに何かの問題を解決すると屋敷なんかをゲットできるものだが…この世界はそんなに甘くはないだろう。


「とりあえずはギルドで今まで倒したモンスター達の賞金を貰って、いくら貰ったかで今後の方針を決めて行くのが無難じゃねぇか?」


「でも私達が倒してたのはランクの低いモンスターばかりだから大したお金にならないと思うの」


 確かに俺たちが倒してきたのは初級のモンスターばかりなので大したお金にはならないだろう。それでも数日の宿代や飯代にはなるはずだ。


「おっ!見てえきたな。」


 歩き始めて数十分やっとギルドが見えてきた。


「おおっ!ギルドもなかなか大きいな!」


 ギルドはこの街の中心に位置する。大きさは3階建で役所のようだ。ギルドの真上にはこの街の領主の屋敷があるが、どう見ても城にしか見えない。


「着いた!」


 ほどなくして俺たちはギルドの中へと入った。


 ギルドの中は1、2階が吹き抜けで酒場のようになっていた。昼間っから酒を煽っている冒険者もいれば、掲示板に張り付いて悩んだ顔をしている者もいる。


「うおっ!予想通り俺の知っているギルドって感じだ」


 俺はお酒や料理を給仕しているミニスカをフリフリしているウェイターさんに尋ねた。


「すいません、冒険者の登録をしたいんですけど、どこに行けばできますか?」


 ウェイターさんは愛想のいい笑顔を作って、俺たちを案内してくれた。


「ここの階段から3階まで上がってください!そうすれば担当の者が居るのでそちらでお願いします!」


「ありがとうごさいます」


 俺たちは冒険者達の間を縫うように通り、ギルドの3階に向かった。


 なんか色んな人達からの視線を感じる。そんなに田舎者感が出ているのか ︎


 ギルドの2階にはクエストボードと言われる掲示板が設置してあった。クエスト自体はその中から選んで受注や報酬の受け取りは全て3階で行われるようだ。


「こんにちは。冒険者さん。ご用件は何でしょうか?」


 3階に着くなり目の前に、今度はスーツをきっちり着こなしているクールな女性が対応してくれた。


「冒険者登録と今まで倒したモンスターの報酬を受け取りたいんですけど、お願いできますか?」


「はい、承りました。それではこちらへ」


 女性に連れられギルドの3階を進んで行く。3階は、騒がしい1、2階と違ってかなり落ち着いている雰囲気だ。


「それでは担当の者が来るのでこのカウンターでお待ちください」


 女性に案内され、俺たち3人はカウンターに腰を下ろした。


「なんか、もっと受付も騒がしい物だと思っていたよ」


「日によっては相談事や、ナンパ、礼節の無い冒険者達が押し寄せて、なかなか騒がしくなることもあるらしいぞ。」


「イディアさんってなんでそんなに人間のこと物知りなの?」


「まぁ、よく人間の村で良くしてもらったり、王都で、もてなされた事もあるからな」


 え?王都でもてなされた?


「そんな話聞いてないぞ」


「あれ?言わなかったっけ?俺が女と子供を助けて村に送り届けたって」


「いや、それは聞いたけど王都でもてなされたとは聞いてない」


「実はこう見えて俺って有名人なんだよ。王都のギルドで……」


「お待たせいたしました!」


 イディアが話している途中でギルドの受付のお姉さんが来た。ギルドの受付嬢の制服なのだろうか、肌は出していないのにどことなくエロスを感じさせる服装をしている。


「今回は冒険者登録をご希望ですね!」


「はい。お願いします。」


 イディアの話が気になるが、今は目的を果たそう。


「まずはじめに、このギルド専用の魔石に触ってステータスの表示をお願いします。」


 俺たちは言われるがままに魔石に触りステータスを表示した。


 アマノ シュン 【 】【Lv.14】

【体力】75

【力】75

【耐久】68

【敏捷】81

【魔力】42

【精神】67

【スキル】【片手剣Lv4】

【魔法】

【ユニークスキル】【英雄の資格】


  アンリ フローラン【 】【Lv.12】

【体力】69

【力】65

【耐久】60

【敏捷】71

【魔力】40

【精神】58

【スキル】【片手剣Lv3】

【魔法】


 イディア【狼人】【Lv.29】

【体力】500

【力】240

【耐久】470

【敏捷】670

【魔力】80

【精神】230

【スキル】【格闘Lv.7】【短刀Lv.4】【獣人化】【擬人化】

【魔法】


「はい!冒険者登録完了しまし…た…」


 おお!こんなあっさり登録できるものなのか!


 ん?受付嬢の様子が少し変だ。


狼人(ウェアウルフ)?…へ?なんで?」


 どうやら受付嬢のお姉さんはイディアのステータスに表示された狼人(ウェアウルフ)を見て動揺しているようだ。


「あ、あの!コイツは確かに狼人(ウェアウルフ)ですが、決して悪いやつじゃ…」


 必死にフォローしようとするが、狼人(ウェアウルフ)の時点で完全にアウトだろう。


「あっ!!イディア!あなたがあの王都で有名なイディアさんですか!?」


 お姉さんはイディアの名前を確認すると急に態度を変えた。それどころかイディアを見て、目をキラキラさせている。


「ねぇ、シュン…これってどういうこと?」


「俺が知りたいよ。どうなってんだ?」


 イディアはため息をついている。


「さっきの話の続きだが、俺は人間を助けた時に王都のギルドで勲章と名誉冒険者って資格を貰ったんだ」


「名誉冒険者?なんだそれ」


「それは私が説明いたしましょう」


 お姉さんが未だに目をキラキラさせながら説明を始めた。


「名誉冒険者とは、言わば魔人の方に送られるアース国での人権です。この名誉冒険者の資格を持っていると、この国にいる限り1人の冒険者として扱われます。イディアさんは王都周辺の村人を同族を裏切ってまで助け出してくださったので、王都のギルドから名誉冒険者の資格を与えられました」


「つまり…イディアさんは問題なく私たちと冒険者になれるってこと?」


「はい!そういうことです!」


 なるほど、だからイディアはあの時に街に着いたら冒険者になれるかわかるって言ってたのか。どうせ知ってたなら教えてくれても良かっただろうに。


「えーと、話はわかりました。ありがとうごさいます」


「はい、それでは登録の続きですが、冒険者登録と一緒にパーティ登録も行いますか?」


 パーティも登録制なのか?


「パーティ登録ってなんですか?」


 アンリが受付のお姉さんに聞いた。


「パーティ登録は文字通り、特定の冒険者の方達でパーティを登録することです。パーティ登録を行うことで受注できるクエストが大幅に増えます。クエストにはそれぞれランクが決められていて、Eから−D、D、−C、C、−B、B、−A、A、までの9段階になっています。」


「つまりその冒険者パーティに合ったランクのクエストが受注できるようになるってことですか?」


「はい、そうです。目安としては4人パーティで全員がDランクの冒険者の場合そのパーティの評価は−Cランクになります。」


「なるほど、それで1人では討伐ができないランクのモンスターでもパーティなら討伐が可能になり、必然的に受注できるクエストが増えるってわけですか。」


「はい、その通りでございます。」


「ちなみに俺たちのランクとかってどのくらいですか?」


「そうですね…少々お待ちください。」


 受付のお姉さんは先ほど俺たちが冒険者登録を行った魔石を持って裏に行ってしまった。


「ふと思ったんだけどパーティを組むならパーティリーダーが必要だよな。誰がやる?」


「ん?そんなの決まってるだろ。」


「何言ってるのシュン?」


「リーダーはシュンだろ?」

「リーダーはシュンでしょ?」


 あ、そういう感じね。


「お待たせいたしました!」


 受付のお姉さんが戻ってきた。


「それでは、まず個人のギルド基準のランクを教えますね。」


「お願いします。」


「えーと、イディアさんがC、アマノさんがD、アンリさんがEという結果がでました。皆さんでパーティを組むと暫定Dランクですね」


 まぁ、そんなものだろう。


「なんでシュンがDで、私がEなの!?」


 どうやらアンリは納得していない様子だ。


「先ほどのギルド専用の魔石で冒険者登録を行ってもらった際に今までの戦歴がギルドの機関に送られます。ギルドではステータスよりも実績を評価させていただいてますので、弱体個体の狼人を討伐したアマノさんがステータスは同じでも高く評価されたわけですね」


 能力より実績とは、なかなか俺好みの展開だな。


「そのモンスターを倒した時よりステータスが上昇しててもランクは変動しないんですか?」


「はい、ステータスが上昇していても、倒したという実績が無いとギルドとしてはランクはあげられません。アマノさんは狼人 (ウェアウルフ)を倒しててもその個体値が低ければ当然評価も下がります」


 弱体化してなければスキルを発動しててもスペック負けしてたかもしれないしな。


「少々お待ちくださいね」


 急になんだ?受付のお姉さんは足元をガサゴソと漁っている。


「お待たせしました!皆さんの戦歴を確認いたしましたので、今まで討伐したモンスターの報酬をお渡ししたいと思います」


 受付のお姉さんは笑顔で大きな袋を渡してくれた。


「アマノさんとアンリさんの合計で40銀貨をお渡しいたしました。ちなみにアマノさんが23銀貨、アンリさんが17銀貨となっております。イディアさんは王都で報酬をもらってからモンスターを討伐していないので報酬はありませんでした」


 強くてもEランクモンスターしか倒してなかったからな、こんなものだろう。

  俺とアンリの差はゴブリンリーダーと狼人(ウェアウルフ)でついたものだろう。


「えーと、皆さんパーティ登録はどうなさいますか?」


 説明と報酬のことで忘れていた。


「はい、お願いします。」


「それでは先ほどの魔石に触れてください、今回はステータスを表示されなくて大丈夫です。リーダーは誰にするか決めていますか?」


「俺でお願いします。」


「はい、アマノさんのパーティで登録させていただきます」


 それにしてもギルド専用の魔石ってすごいな。登録やら報酬やらあれ1つでこなしてしまうのだから。


「パーティ名などはいかがしますか?名前がなければそのままパーティ名【アマノ】で登録してしまいますが…」


 自分の名前がパーティ名なのは恥ずかしいな。かといってパーティ名なんてすぐ思いつかないぞ。


「とりあえずは【アマノ】でいいんじゃないか?他にいいのが思いついたら変えてもらえよ」


  イディアはこう言っているが変更なんてできるのか?


「実際に他の冒険者の方々もそのようにしているので新しく決まりましたら、またこちらに来てくだされば大丈夫ですよ」


  俺が聞くよりも早く受付のお姉さんが答えてくれた。


「じゃあそれでお願いします」


「はい、わかりました。以上で冒険者登録を完了させてもらいます。お疲れ様でした。何か他にご用件がございましたらいつでもこちらにいらしてください。」


 こうして無事にイディアも仲間に加え冒険者登録を済ますことができた。

  お姉さんにお礼を言いその場を後にした。


  とりあえず今後の方針を決めるためにギルドの酒場で話をすることにした。


「思ったんだが、イディアは王都でいくらぐらい貰ったんだ?」


「えーと、金貨5枚ぐらいかな。」


 金貨5枚!?日本円にして500万円…


「そ、それでいくら残っているんだ?」


「貰ったのは2年も前だからな…あと残っているのは銀貨60枚ぐらいか」


「あまり残ってないな、何に使ったんだよ。」


「基本は食費だけど、金貨2枚ぐらいは家具に使ったよ」


「………」


「…お前にぶった斬られたけどな」


「本当にすいませんでしたぁっ!!」


 もしかしてイディアが仲間になってくれたのって家がもう住める状態じゃなくなって、金も残り少なかったからなのかな……


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