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ラスト・レジェンダ 剣と魔法と異世界転生  作者: 漬け物
第一章 冒険者の街フロル
4/22

旅の始まり

  目を覚ますとそこには見慣れた天井があった。

 

  「あ!シュン起きた!」


  「アンリか…俺は確か……山の中で寝てたはずなんだが…」


  俺はどうやら自室のベッドで寝かされてたみたいだ。

  アンリが俺をここまで運んで来てくれたのだろうか。


「アンリがここまで運んでくれたのか?」


  「ううん、シュンを家まで運んだのはおじさんだよ」


親父(おやじ)が!?


  アンリなら納得がいくが親父が山の中まで来るとは到底思えない。


「おいおい、流石にそんな冗談言われても信じられないぜ」


「冗談じゃないよ!シュンが1時間で戻るって言うから待ってたのに、全然帰ってくる気配がないから、私…シュンのこと探しに行こうとして、そしたらおじさんが来て俺がいくからアンナちゃんは村で待っててくれって」


  なるほど、俺を村まで運んだのは本当に親父だったのか…


  「いや、そんなことより今は何時だ?」


  今までと同じなら親父との戦いは15時からだ。

 その腕試しにゴブリン達に一人で挑んだのに、そのせいで戦えないなんて間抜けすぎるぞ!


  「今は18時だよ、シュンってば全く起きないんだもん」


  「とっくに時間過ぎてるじゃないか!」


  俺が大急ぎで部屋を出ようとした時、部屋のドアが開いた。


  「あら、もう身体はいいのかしら?」


  部屋に入って来たのは俺の母親だった。


  「おふくろ、親父は今どこに?」


  「あの人なら広場でみんなとお酒飲みながら騒いでるわよ」


  「ありがと!」


  この際、酔っ払ってても構わない、俺も左腕を負傷しているし、いいハンデだろう。


  おふくろが何か俺に話しかけていたが、俺は気にせず家を飛び出した。


  村の広場には豪華な料理がずらりと並んで、酒を飲んで騒いでいる村のみんなでいっぱいだった。

 その騒ぎの中にみんなと一緒になって騒いでいる親父を見つけた。


  俺が声をかけるよりも早く親父も俺に気づいたらしく、人混みを掛け分けながら俺の前まで来た。


  「ずいぶんと寝坊助じゃねぇか」


「ああ、それに関しては謝るよ、少し時間は違うけど、模擬戦やろうぜ」


  親父は酒を飲んでいたはずだが、全然酔っている様には見えない。親父はおどけたように言ってくる。


  「模擬戦の前に…山の中お前を村まで運んだ父親に感謝の言葉はないのか?」


  「ありがとよ、でもなんで親父がわざわざ俺を探しに?」


  これは素朴な疑問だった。


  「うむ、お前がゴブリン達と戦っているのは見ていたからな、探すっていうか迎えにいった感じだな!」


「見た?俺がゴブリン達と戦っている間ずっと見ていたのか?」


「ああ、そうだ、こう見えても俺は元冒険者だからな!!【千里眼(せんりがん)】っていう遠くを見るスキルを持ってんのさ」


  そんな【スキル】があるのか…てか見てたってことは俺の手の内は全部知ってるってことか…普通にズルくないか?


  「しかし…Lv1でゴブリンリーダーと戦うなんて流石の俺も肝を冷やしたぞ、アイツをソロで正面から狩るならジョブなしでLv15は必要なんだがな…」


  「親父を倒す前の軽い準備運動だよ」


  「準備運動か、それで左腕を負傷したと…準備運動にしちゃあ過激すぎるな!」


  今日の親父は機嫌が良さそうだな。いつもなら無駄な話は省いて話は手短に済ますんだが…


  「無駄話はこの辺にしとこうぜ、早く戦おう」


  ゴブリンリーダーとの戦いの感覚を忘れないうちに親父と戦いたい気持ちでいっぱいだった。


  「模擬戦の件なんだが…やっぱりその話は無しだ、その左腕の傷が治ったらいつでも旅に出ていいぞ」


  「はぁ?」


  「いやぁ〜ゴブリンリーダーをLv1で倒せるぐらいだ、今更力試しのために俺と模擬戦やる必要も無いだろう」


  「え…?」


  いや……理屈はわかるが…なんか…不完全燃焼だ。


  「村の宴が終わったら村の裏手に来い、そこで渡すものがある。今日は月に一度の宴だ、お前もアンリちゃんと一緒に楽しめ!」


  親父はそれだけ言って広場の騒ぎに戻って行った。

 

「シューン!」


  一人その場で取り残された俺に後から追って来たアンリが話しかけて来た。


  「アンリか、どうした?」


「どうした?じゃないよ!シュンのお母さんがね、シュンの左腕の傷見てあげるって!そもそもそのつもりでさっきシュンの部屋まで来たのにシュンがいきなり出て行っちゃうから、シュンのお母さんキョトンってしてたよ?」


そうだったのか…


  「それは悪いことしたな、まだ家にいるのか?」


  「うん!だから早く来て!」


  アンリに腕を引かれ家に向かう。アンリはなぜか俺の親父のことはおじさんと呼び、おふくろのことはシュンのお母さんと呼ぶのだ。女性に対しておばさんは確かに呼びにくいな。


  家に着くとおふくろはキッチンで料理を作っていた。


  「あら、やっと帰って来た!あの人には会えた〜?」


  おふくろはキッチンから顔だけを覗かせて聞いてくる。


  「ああ、模擬戦はやらないらしい、いつでも村を出ていいそうだ」


  「そうなの〜?あと少しで料理できるから待っててね〜」


今日は村の宴だというのにわざわざ俺のために料理を作ってくれてるとはな。


  とりあえず俺はリビングにあるテーブルの席に着く、アンリはおふくろのところに行き「何か手伝うことありますか?」と手伝いに行った。


  「なんで外で宴してるのに家で料理作ってるんだ?広場に行けば食べきれないほど料理があるじゃないか」


  俺が言うと、おふくろは笑顔で返してきた。


  「村を出る前は母親の手料理を食べるのがいいと思うのよ〜」


  「そうか…そうだな…」


  俺も笑顔で返した。


  俺とアンリとおふくろでご飯を済ませ、ひと段落したところで、おふくろが俺の腕の傷を見てくれるみたいだ。


  「かなり深くやられてるわね〜」


  おふくろも親父と一緒で元冒険者だ。レベルは高くないが【回復魔法】を多少使えるらしい。


  「【ヒール】!」


  【ヒール】は初級の回復魔法だ。回復量は詠唱者の魔力に依存する。


  【ヒール】によって左腕の傷が見る見る塞がっていく。


  「初めて回復魔法かけてもらったけど、すごいな…こんなに綺麗に治るものなのか」


  「ええ、そうよ〜その代わり私の魔力とシュンの体力をごっそり持っていくけどね〜」


  言われてみれば体力をかなり消耗している感じがする。


「【ヒール】の効果は詠唱者の魔力に依存することは知ってるわね〜?今の魔法には私の魔力を込められるだけ込めたから一瞬で傷が完治したのよ〜」


  「なるほど…」


  初級の回復魔法で傷が一瞬で完治ってどんだけ魔力込めたんだよ。


「とにかくありがと!これで明日村を出発できる」


とそこで急にアンリが話しかけてきた。


  「あのね…シュン」


  「どうした?まさか今度はアンリが俺の出発を止めるつもりか?」


「違うよ!あのさ…」


  どうしたんだ?まさか…


「私もシュンと一緒に冒険者になりたい!私もシュンの冒険に連れてって!」


「やっぱりか…」


俺はなんとなくアンリがそう言ってくるのを分かっていたような気がする。


  俺とアンリはこの18年一緒に育ってきた。俺が山でモンスターを狩りに行く時は必ずアンリも一緒についてきてここまでほぼ同じだけの経験を積んだと言っても過言ではないだろう。


  本来冒険者は国が経営している冒険者機関【ギルド】でパーティを募り、日々のクエストをこなしながら拠点を作って、レベルを上げ、最終的には魔王軍と戦争をしている暗黒界との国境線いわゆる最前線に赴くのだ。


  これからきっと多くの危険なモンスターとの戦いがあるだろう。

 

しかし戦いにとって最も難しいことは誰かを守りながら戦うことだ。俺はアンリを魔王を倒すその時まで守り抜けるのだろうか…


「シュン?」


  俺は数分悩んだ末に答えを出した。


  「アンリ…歓迎するよ、俺と一緒に冒険に行こう!」


  アンリは満面の笑みを浮かべて頷いた。


  アンリは必ず俺が守る。そう静かに心に誓った。


  「あらあら〜まるで若い頃のあの人と私を見てるみたいだわ〜」


  おふくろが遠い思い出に浸っている。これは無視しよう。


  「よし!アンリそうと決まれば明日の準備をしよう!」


「うん!……何すればいいの?」


「そうだな…まずは【ステータス】の確認だな。お互いの能力を知らないと連携も何もないし。」


「わかった!」


  アンリの【ステータス】が表示される。



アンリ フローラン【 】【Lv.6】

【体力】40

【力】38

【耐久】30

【敏捷】42

【魔力】24

【精神】38

【スキル】【片手剣Lv3】

【魔法】


  やはり俺の【ステータス】と比べると倍以上の差がある。


  「はい!次はシュンだよ。」


  「こないだ見せたばかりじゃないか、今見ても変わったことないと思うぞ」


  「ううん、それでも確認は大事だよ!」


「わかったよ…」


  俺は渋々【ステータス】を表示した。



 アマノ シュン 【 】【Lv.1】

【体力】15

【力】14

【耐久】12

【敏捷】15

【魔力】5

【精神】13

【スキル】【片手剣Lv4】

【魔法】

【ユニークスキル】【英雄の資格】


  「「あっ!」」


  【ユニークスキル】がそこには表示されていた。


「シュン!どんなスキルなの?」


  アンリはだいぶ興奮しているのか凄い食いつきだ。


  「落ち着けって!」


  とりあえず確認だ!

俺は【英雄の資格】に意識を集中させ効果を表示した。


【ユニークスキル】【英雄の資格】自身の意志(おもい)の強さによって【ステータス】上昇、発動時完全回復。


  「意志(おもい)?どうゆうこと?自分が強くなりたいって思ったらそのまま強くなるってこと?」


「いや、そんな単純じゃない…と思う」


  おかしい…ゴブリンリーダーとの戦いで【スキル】が発動した覚えがない。


「それに【片手剣スキル】がLv.4になってるし!」


「それはゴブリンリーダーとの戦いのおかげだな」


「ええっ!?ゴブリンリーダー!?」


アンリがかなり驚いた声を出しているがここは無視だ、何言われるか分かったもんじゃない。


新たに覚えた【スラッシュ】というスキルの確認は…また今度でいいか…


  とりあえず【ステータス】の確認はこんなもんで大丈夫だろう。


  俺は時間を確認する。今の時間は22時、宴もそろそろ終わる頃だ。


「アンリそろそろ村の裏手に行こう、親父が渡したいものがあるらしい」


「渡したいもの?」


「ああ…冒険に役立つものだと嬉しいんだが…」


  俺とアンリは村の広場を抜けて村の裏手まで行った。


  そこにはすでに親父がいて、鉄でできているかなり大ぶりな大剣を携えている。


「よぉ!遅かったな!」


「そうか?時間通りだろ?」


「おう、そうか!」


  「で?渡したい物って、そのアホほど重そうな大剣のことじゃないだろうな?」


  「こいつをやってもいいんだけどな、こいつは俺の相棒だから他の物をくれてやる」


そう言いながら親父は不思議そうにアンリを見た。


「ところでどうしてアンリちゃんも一緒なんだい?」


「それは…アンリも一緒に連れていくことにした」


親父は一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに笑顔で「そうか」と笑った。


  親父は話が終わると裏手に生えている一本の大きな木の下まで歩いて行った。


「ちょっと危ねぇから下がってな!」


  親父は大剣を大きく振りかぶり地面に叩きつける。


「【破獄(はごく)】っ!」


  スキルの発動と同時に大量の土が宙を舞った。大剣を叩きつけた地面には大きなクレーターができていて、その中心に宝箱のようなものが見えた。


「お!あったあった!こいつをお前らにやろう。」


  親父が宝箱を開けると中から無数の武器が姿を現した。


「すげぇ…」


  宝箱の中には片手剣、斧、槍、大剣、弓矢、杖など様々な物が入っていた。


  「これは俺の冒険者時代に仲間たちと掻き集めた武器たちだ、この中からお前たちに合う武器を見繕ってやる!」


  「本当にいいのか?」


  「ああ、武器ってやつは使う奴がいないと錆びちまうんだ、こんな暗い中にずっと閉じ込めておくのは報われねぇからな…」


  親父は武器たちを少し寂しそうな目で見ていた。


  「よし!とっとと選んでやる!」


  親父はそう言うと武器の中から片手剣を一本出しす。


  「こいつはアンリちゃんだな」


  親父はその片手剣をアンリに渡す。


  「ありがとうございます!」


  親父が渡した片手剣は俺とアンリが使っていた鉄の剣と同じ大きさで、剣身はほのかに紅く輝いていた。柄にはフェニックスの装飾が施されている。


  「その剣は【フェニックスの宝剣】と言って、使い手によっては大いなる力を貸してくれる」


  アンリは剣を紅く淡い光を放つ鞘に納め、大事そうに抱きしめたい。


「ありがとうございます!私これで絶対にシュンを守ります!」


  「そうか…シュンの奴が無理しないようによろしくな」


  「おい!なんで俺が守られる側なんだよ!普通逆だろ!」


「お前らは守り、守られが型にはまってるよ」


  親父は豪快に笑った。


「はぁ、、それで俺のは?」


「シュン、お前にはこいつだな」


  親父が取り出したのは漆黒の柄に漆黒の鞘に収まっている片手剣だった。


  「ありがとっ!?重い…」


  この片手剣も鉄の剣と対して大きさは変わらないはずなのに重量が3倍は重い。


  「はっははは!情けねぇな!鞘から出してみな!」


  くそっ!Lv1なんだからしょうがないだろう!


  俺は言われるままに剣を鞘から出した。

 剣身は漆黒の鞘とは対照的で純白に輝いていた。


  「そいつは剣身にAランクの鉱石、オリハルコンが使われてる。かなり重量はあるが斬れ味と頑丈さ保証するぞ」


「ありがとよ!でもこの重さに慣れるまで時間がかかりそうだな」


「お前はかなり無茶して剣を使うみたいだからな、そっとやちょっとのことじゃあ、その剣は刃こぼれすらしないだろう」


  俺は純白の剣身を漆黒の鞘に納めた。


  「そういえばなんだが、お前らは盾はどうする?」


  「盾?」


  「ああ、片手剣を使う冒険者のほとんどは盾を装備する、片手剣の利点は盾を装備できることにあるからな」


  「うーん…俺は盾いらないかな、剣が重いのもあるけど何より慣れてないことはやめおくよ」


  「そうか…まぁお前に任せるよ、アンリちゃんはどうだい?」


  アンリは紅の剣を重さを測るように持ち上げた。


  「私は盾欲しいです!」


  アンリは頷いて言った。


「アンリちゃんはてっきりシュンと同じようにするのかと思っていたよ」


  親父は笑いながら宝箱にある紅の盾を取り出し、アンリに手渡した。


「この盾はフェニックスの宝剣と(つい)になる【フェニックスの盾】だ」


  「ありがとう!おじさん!」


  アンリは紅の剣を腰に差して紅の盾を左腕につけた。


  「思ったけど、Lv.1でもうすでに魔王と戦えそうな装備だな」


  「いや、どうだろうな、武器はただの鉄の剣でも使い手によっては魔王を倒せる可能性が秘められている、肝心(かんじん)なのは武器より使い手だ」

 

  「そうなのか?そういえば宝箱の中には甲冑(かっちゅう)とか防具入ってないんだな」


「防具はかさばるかな!」


  親父は豪快に笑っている。


  「とりあえず渡したいものは渡した。2人ともAランク相当の武器だが大事なのはお前達自身の技だ。俺はこの宝箱を戻してから家に帰るからお前達は先に帰っててくれ」


  「そうするよ、ありがとう」


  俺は心から親父に礼を言った。


  「本当にありがと!おじさん!」


  「おう、明日からのために今日は早めに寝とけよ」


  俺たちはその場を後にした。


  新しい剣を試しに山の中へ行きたかったが、俺たちは明日からの旅の予定を決めてなかったのでとりあえず自宅に戻った。


  「なぁアンリ」


「なに?」


  「お前のその剣ちょっと貸して?」


 「いいけど、何するの?」


  アンリは不思議そうな顔で剣を渡してくれた。


  うん、惚れ惚れするぐらい綺麗な剣だな…何より程よく軽い!鉄の剣より全然軽いが振りやすい重量だ。この軽さなら盾を持っても問題なく動けるだろう。


  剣の重さを確かめてアンリに剣を返す。


  「何だったの?」


「何でもないよ。よし!それじゃあ明日からの予定を説明するぞ」


「はーい!」


  俺たちは明日からの予定を決め、今日のところは早めに眠ることにした。



――――――――――――――――――――――






  翌朝、俺とアンリは旅の準備を済ませ村の前に集まった。


  「よし、準備はいいか?」


  村の前には俺たちの他に俺の両親とアンリの両親が見送りに来ている。


  「アンリの事を頼んだよ」


  アンリの親父さんはアンリの同じ真っ赤な髪をしていて、俺の親父とは飲み仲間だ。


「はい!任せてください」


アンリのおじさんと軽く挨拶を交わす。


「シュン君になら娘を任せられるわ、頼むわね」


アンリの母親はとてもおしとやかで村娘って感じの人だ。


「いつでも村に帰ってきていいからな、無理しすぎるなよ」


「おう!」


「アンリちゃん、うちの馬鹿息子が無茶なりすぎないように頼むよ」


  親父は笑顔でアンリに言った。


「うん!しっかり見張っておきます!」


「それじゃそろそろ行ってくる」


「2人とも気をつけてね~」


おふくろは優しく俺とアンリの頭を撫でた。


俺とアンリは親父たちに見送られながら、村を出発した。


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