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会う

今回は、次の話しに繋がる話しです!

「ご苦労様でした。他の学校での活躍を期待していますわ。」

と、校長に怒鳴った後言われた。



「それと、今日のこと…F組のことにつきましては、どんなに些細な事も、口外なさらぬよう、お気を付け下さいね。」

とも、そのあと更に付け加えられた。




つまりはあの校長も、このF組の異常さを認めている、ということだ。確かに、あのすごく良い学校として知られている陽色高校に、あのようなクラスが存在している事など、知られては、名が傷つくだろう。



一体全体、あのF組という存在は、何だというのだろうか。




あの校長との事があって、僕はすぐに学校を後にした。帰宅後も、不思議なことがあり過ぎるためか、イマイチ「辞任」…つまり、辞めた、という実感が湧かない。本当は、職がなくなり、この時代大変な事のハズなのだ。しかし、それよりも不思議な事があって、辞めた事についてまで、頭が回らないのだ。今は、「F組」「校長」「陽色高校」の三つをゆっくりと回っている。いや、本当は高速で回転し、早くこの事態を飲み込みたいのだが、どうやら、空回りしてしまうのだ。



僕は、引っ越したてで殺風景な部屋に一人、ぽつんと座り、だらしなくスーツを着ていた。



すると、ピコん…と、可愛らしいパソコンの受信音がなった。そのパソコンは、家族から貰った、就職祝いの物である。


ぼー…としていたところに、急に音が鳴り、多少は驚いたが、それでもなお、ぼー…と、パソコンに向かった。



パソコンを開くと、見たことのないアドレスからのメールが届いていた。でも、それが誰からのメールなのか、案外すぐに解った。なぜなら、そのメールには、「安間 四郎」、こう書いてあったからだ。この安間、という名前は、校長が言っていたものだ。おそらくは。僕はこのメールに、興味を持った。そして、期待した。このメールに、今悩んでいることの答え、もしくはヒントが、書かれているかもしれない…と。しかし、そのメールの内容は、あまりにも淡白な内容だった。




今日のよる八時、四角公園に来て。

安間四郎。




この、たったの二行。メールにこそ、何も僕の欲しい情報はなかったものの、会えば、きっとわかるだろう。だって校長が言ってたじゃないか。


「安間 四郎から、何か聞きましたか?」




…と。僕はもう、F組の担任じゃなくなった。担任だったのも、わずか数分。何もここまで、悩むことじゃないのかもしれない。でもっ、でも…このままでは、駄目な気がするのだ。




だから僕は、この安間 四郎に会うことにした。

最後までありがとうございました!次回もぜひ、よろしくお願いします。

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