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森の一軒家 アカシとシルシ

作者: 木田 梅子

ある森の奥深くに、誰も知らない小さな家がありました。

その小さな家には、おじいさんと子供2人の3人が暮らしていましたが、ある月の綺麗な日に、おじいさんは死んでしまったので、今は子供が2人で住んでいます。

2人は兄妹で、上のお兄さんの名前がアカシ、下の妹の名前がシルシと言いました。

2人は、おじいさんに仕事や家のことをたくさん教えてもらっていたので、生活に困ることはありませんでした。

2人はお互いに助け合って、毎日仲良く暮らしていました。

朝、妹のシルシが最初に起きます。

シルシは起きると顔を洗い、身なりを整えると、バケツを持って近くにある湖に向かいます。木々に囲まれた湖は向こう岸が近くに見えるほど小さいですが、とても水の澄んだ美しい湖でした。

この日は薄い霧に覆われていました。薄い霧の向こうに湖がうっすらと見えます。

霧がかっているけれど、朝のこと気持ちいい冷たい空気。

シルシは思いっきり深呼吸をしました。

スゥーッと体を抜けていくような感じがします。

「今日の朝もいい感じ」

そういうと、湖に着きました。

霧がゆらゆらと水面を踊っています。

湖のその透き通った水を、シルシは持っているバケツでスイっとなめらかにすくいあげました。

だんだんと湖の中央に向かって緩やかに、波紋が広がっていきます。

そのふわふわとする広がりに、目を奪われていると、霧の中に光るものがある事に気がつきました。

その光はとても小さいようにも見えましたが、大きな光にも見え、それは羽が羽ばたいているようにも見えました。

なんだろうと思い、目を凝らしてみても、霧にまぎれてしまってよく分かりません。

光はとても美しい金色をしていました。

いろいろと変わるその光が、もうなにものでもよくなっていました。

シルシはその不思議で綺麗な金色の光に、すっかり見惚れていました。

「なんて美しいのかしら」

しばらく時間を忘れて、その場に立ってみていましたが、家に戻らなければいけない事を不意に思い出しました。

「明日また見れるかしら」

そう思いながら、家に戻りました。

家に戻ると、兄のアカシが朝食を作って待っていました。

アカシは扉を開けたシルシに気づき、

「おかえり。」と言うと、シルシもそれに返して

「ただいま」と言いました。

シルシは、バケツの水を大きな水瓶に入れると、水瓶の脇に持っていたバケツを置き、兄とは相向かいになる席につきました。

2人は手を合わせ、感謝の祈りを唱えると、目の前の食事を食べ始めました。

ひとくちふたくち食した後で、妹のシルシが、湖で見た光景を話し始めました。

今まで見たことのない光景に、驚いているシルシの思いが、アカシには伝わりました。

「ぼくもその光を見てみたい。明日の朝は一緒に湖に行こう」

2人は約束しました。

朝ごはんを食べ終わると、それぞれ1日の仕事にとりかかります。

シルシは朝食の片付けの後は、家の掃除をし、家の前にある畑に手を加えます。

兄のアカシは森の中に入り、薪になりそうな木や、木の実や魚などを探しにいきます。

日の光が、森の木々の間を抜けて、何本も何本も差し込んでいます。

アカシは、その光のシャワーを浴びたり、眺めたりして進んでいました。

「シルシが見たものも、この様に綺麗なものだったのだろうか」

アカシは明日の朝を、とても楽しみにしていました。

そんな浮き足立つ思いを抑えて、木々に差し込む光を楽しみながら、仕事をするのでした。

日が真上に上がり、お昼になりました。

持って来たお弁当を食べるのですが、アカシには、いつも決まった場所がありました。

木々の間を右に抜けると、川があります。

緩やかとは言えない川の流れではありますが、上から下に何かに押される様に流れていく水。

また、その流れの音を聞きながら、お昼を食べるのがとても好きでした。

カバンの中からパンとリンゴを取り出しました。

川から顔を出した石に止まる鳥。

向こう岸に、木の実をかじりながら顔を出したリス。

水を飲みに来た鹿。

アカシはパンをかじりながら、その時を楽しんでいました。

「ねぇ、そのリンゴ。もらってもいいかしら?」

夢中になっていたのか、アカシは驚きました。

突然頭の上から声がしたのです。

「ここよ。私はここ」

その姿は声と共に、はアカシの目の前に来ました。

「わあっ!」とアカシは声を上げました。

それは、透き通る様に白い肌に、細い金の糸の様な髪をもち、背中には大きく白い羽を羽ばたかせた人の様な生き物でした。

アカシは驚いていましたが、リンゴを持つ手は前に伸びていました。

「ありがとう」

その者は、アカシの手からリンゴをとり、お礼を言うと空高く飛び上がって行きました。

驚きと美しさに、目は奪われていました。

そうして去る姿が見えなくなるまで眺めていたアカシは、すっかり力が抜けていました。

しばらく時を忘れるほどぼーっとしていましたが、日の傾きに気づいたアカシは、家に帰る事にしました。

森の中は、来た時とは光の向きも変わり、いつもはその帰り道でさえも、楽しみながら家に戻るアカシでしたが、川での出来事に心を奪われていました。

「お帰りなさいお兄ちゃん」

家の前の畑で仕事をしているシルシがアカシに気づいていいました。

返事が返って来ません。

どうも様子がおかしいと、シルシはアカシに尋ねました。

「どうしたの?なにかあったの?」

そう聞いてみると、アカシは背中に背負っていたカゴを下ろし、薪割り用の台に腰掛けると話し始めました。

「シルシ、信じられないことが起こったんだ。」

シルシは、そういい始めたアカシの言葉に、なんだろうとどきどきしていました。

「お昼にいつもの川で食事を摂ろうとしたんだ。すると突然目の前に、天使様が現れた。ぼくの持っていたリンゴを手にとると、僕にお礼を言って空に飛んでいってしまった。ね、天使様だよ。僕は天使様にあったんだよ」

アカシの目はキラキラしていました。

その様子に、とても嘘を言っている様には思えなかったシルシは、アカシを羨ましく感じました。

「いいなぁ。私もお会いしたかった」

そういうと、アカシの横に座りました。

「シルシ、今度は一緒に行こう。また会えるかもしれない。リンゴを持って一緒に行こう」

アカシはシルシの肩に軽く手を置くと、シルシはそっとうなずきました。

2人は立ち上がり、家の中に入りました。

外はあっという間に暗くなり、お月様が顔を出します。

月明かりに照らされ、夜に生きる者たちが活動を始めます。

2人は今日の出来事を胸の中にしまい、明日の朝の約束を確認し、眠りにつきました。

2人が眠りについたあとしばらくして、空に黒い雲が広がって来ました。そしてそれはいつの間にか、月を隠さしてしまいました。

そして大粒の雨が降り始めたのです。

明け方よりだいぶ前ではありましたが、激しい雨音に、一度シルシは目を覚ましました。

アカシを連れて行くことはできませんでしたが、連れて行っても、見ることができるとは限らない光でしたので、雨に少しホッとしていました。

ベッドに横になりながら、窓にふりつける雨をしばらく眺めていましたが、いつの間にか、ふたたび眠りについていました。

早朝は、アカシも雨に気付き、2人はその日は休息として、ゆっくりと過ごす事にしました。

台所の奥にある戸棚の中に、先日森で見つけた木の実が入っていました。

アカシはそれを使って、いつかクッキーを焼こうと思っていました。

今日はちょうど雨の日なので、作る事にしました。

家の中には甘くいい匂いが漂っています。

シルシもその匂いに誘われて、部屋から出て来ました。

「もうすぐ焼けるから、おやつにしよう」

そうアカシが言ったので、シルシは紅茶の用意をしてまちました。

ですが待ちきれず、焼き上がりの時間が気になります。

シルシはテーブルに背を向け、台所に立つアカシの方に身体の向きを変えました。

焼き上がっていくたびに、いい匂いが漂います。

焼き上がったプレートから取り出して、クッキーをかごに入れます。

そして、最後のプレートを窯から出そうとした時でした、

「もぅ!美味しい匂いに誘われて来ちゃったわ」

と、金色に輝く天使が2人の間に突然現れました。

アカシもシルシも驚いて、体が止まってしまっています。

「ねぇ。何を焼いるの?とても美味しそうな匂いだわ」

シルシの横を通り過ぎ、バサバサっと小刻みに音を立てた羽を羽ばたかせて、アカシの方に飛んでいき、焼き上がったクッキーを眺めました。

ちょうどアカシの顔の横に来るように、その天使はいました。

アカシは声を出そうとしても、声が出ません。

後ろにいるシルシもまた、同じでした。

「ねぇ、これクッキーじゃないの?!食べてもいいかしら」

アカシは驚いたまま、かごに入ったクッキーを、おそるおそる天使の前に差し出しました。

天使はカゴごともらえると勘違いして

「こんなにたくさんいいの?」

と、嬉しそうに答えました。

するとそれを聞いたシルシが

「ダメっ!!」と、

大きく声をあげました。

それは、楽しみに待っていたクッキーを、全て持っていかれてしまうと思ったからでした。

ですがシルシは、叫んでからすぐ言いました。

「す、すみません。天使様になんて事を。」

シルシは丁寧にお辞儀をすると、部屋にいってしまいました。

天使はそんなシルシを見て、アカシに尋ねました。

「あの子はどうしたの?」

アカシは本当のことを言おうかと思いましたが、言えませんでした。

「なんでもないのです。どうぞお気になさらず」

天使はそれを聞くと、クッキーのたくさん入ったカゴを腕にかけ、消えてしまいました。

天使が消え、一気に肩の力が抜けたアカシは、一度大きく息を吐くと、シルシの元へ向かいました。

シルシの部屋のドアをノックし、扉をそっと開けると、ベッドの上に上がり、窓の外を眺めているシルシがいました。

「シルシ、天使様はいってしまわれたよ。今回は残念だったが、僕達は良いことをしたんだ。クッキーはまた今度作ってあげるから、元気を出そう」

2人にとって甘いお菓子は、いつでも食べられるものではありません。

一生懸命作ってくれていたアカシも食べられなかったことを思って、シルシはアカシに謝りました。

明日からまた頑張って働こう、と、2人で窓から見える空に向かって誓いました。

翌日いつものように水を汲みに行こうと、家のドアを開けると、外はものすごい霧でした。

その霧を見て、シルシは水を汲みに灯りを持って一緒に行こうと、アカシに声をかけに行きました。

灯りを持ったアカシを先頭に、2人は湖まで向かいました。

ぴちゃぴちゃと陸に打ちつける水の音がします。

「ついた」

そうアカシは言うと、後ろにいたシルシが前に来ました。

2人が横に並んで立ったとき、水面におきた光がいっきに広がり、やがて濃い金色にひかりだしました。

そうかと思っていると、水面の濃い金色が薄まるように空にたちあがっていきました。

あたりに広がる霧のもやがそこだけ、絹の糸のように、キラキラと光っています。アカシはそれをみてボーゼンとしていましたが、もっていた灯りを消し、立ち上がる光を見上げました。

シルシもまたバケツを置き、きらきら光る光を眺めていました。

すると、その光の中から何やら降りてくる光の影なようなものが見えました。

その影は、すーっと2人の元に降りて来ます。

2人の前で止まったとき、光の中から2人の前に姿を現しました。

その姿は小さな金色に輝く妖精でした。

「あなたたちお2人をおつれしにまいりました」

そういうと、妖精は両手を広げました。

すると、2人の腕が妖精の手に吸い寄せられるように上がっていきます。

そうして手を繋ぐと、妖精は2人を光の中に引き込みました。

アカシもシルシも不思議な気持ちでいっぱいでした。

その光の中では2人の体はとても軽く、浮き上がる感じにアカシは喜んでいましたが、シルシは慣れず戸惑っていました。

2人は妖精と共に光の中を上がっていきます。

空を飛ぶ感覚に慣れると、アカシの中に不安はもうありませんでした。その頃にはシルシも同じ気持ちでした。

「もうすぐ到着します。」

妖精が2人に伝えると、すぐにつきました。

2人はその場所の、あまりの美しさにびっくりしていました。

そこにある草花が映えるほどに空は青く、小川が優しく流れている。その場所だけ、絵本の中からでてきたような美しい場所でした。

「こちらです。」

パタパタと羽を羽ばたかせ案内してくれた場所は大きな木のある場所でした。

その木の横には、大きな丸いクッションのようなものが、ふわふわと浮いていました。

妖精は2人の元を離れ、浮いているクッションの方に飛び上がりました。

「エミュー様お二人をお連れしました」

「わかったわ。ありがとう」

アカシとシルシは上を向き、並んで立ち尽くしていました。

その2人を上から覗き込むように顔を出したかと思うと、そのクッションのふちにすわり、両足をパタパタさせながら、さがって来ました。

「こんにちは2人とも。昨日はクッキーをありがとう。今日はそのお礼をしたくて呼んだのよ」

2人はしばらくボーゼンとしていました。

「あ、あ、ありがとうございます」

アカシがなんとか口を開きました。

シルシはまだ声が出ません。

天使は緊張している2人を気遣い、

「まずは、これに乗って」

と、そのクッションを、2度ほど軽く叩きました。

「さぁ」

と、天使はまずシルシの手を取ると、上にあげました。

体は簡単に浮き上がり、クッションにそっと乗れました。

同じようにアカシも乗りました。

とてもふわふわしていて、とても心地良いものでした。2人はあまりの心地よさに、うとうとしてしまうほどでした。

そして雲は進み始めました。

それはとても不思議な感じでした。

進む速さを全く感じないのです。

そんな不思議な感覚の中、

「ついたよ」

天使がそういうと、2人はそこに広がる世界に驚きました。

そこにはたくさんの子供たちが、楽しそうに笑い合っていたのです。

「さぁ、2人とも行っておいで。私からのお礼だよ。楽しんでくるといい。」

2人は背中を押される感じがしたとおもうと、その中に入っていました。

足を踏み入れた瞬間に見える世界はぐるっと変わりました。

河辺での水遊びに木登り。雲のコースターにのっていたり、おもちゃの馬で競争していたり。

素敵なドレスを着ている子や、お菓子の家を作っていたり、食べていたりと、数えきれないくらい、沢山の不思議と楽しみがありました。

「とても不思議なところね、アカシ」

しばらくその場に気を取られていたシルシが、声を出し、隣にいるアカシに声をかけました。

ですが、声が返ってきませんので隣を見るとそこには白いモヤだけで、アカシはいませんでした。

「えっ!」と思っていると、シルシのそばに1人の女の子が突然声をかけました。

「ねえ、一緒にこっちで遊びましょうよ」

戸惑い、アカシのことが気になっていましたが、そのまま手を引かれていきました。

その時アカシは

「うわぁーーすごいな!ここ」

魚の背に乗って空を飛んでいました。

背中を押される感覚を覚えた矢先に、アカシはすくいあげられるように、下から現れた魚に乗り飛んでいっていました。

空でも水の中でもないところを、アカシは悠々と飛んで楽しんでいます。

魚の上から見える世界は、やってみたいものばかりで、心はとてもわくわくしていました。

魚の上から飛び降りても、体は傷つく事なく空を飛ぶこともできます。

ここはとても自由なところで、想像すればするほど、この世界では当たり前になりました。

そこに気づくには、そんなに時間はかかりませんでした。

シルシが手を引かれて行った場所は、いろいろなお菓子がテーブルの上にたくさん並んでいる場所でした。

みたこともない可愛らしいお菓子に、ケーキ。

「たくさん食べていいのよ」

シルシはおそるおそる手を伸ばし、手に取ったお菓子を口に入れました。

なんとも言えない美味しさが口の中に広がり、一口で心が奪われていました。

食べても食べてもお腹はいっぱいにならず、たくさん食べられます。

何か飲み物と思えば、飲み物が目の前に現れます。

感じたことのない幸せを、2人は胸いっぱい味わっていました。

時間というものが、2人の中になくなりました。

楽しいことばかりにどっぷりとハマり、諍う事が絶対にない仲間と笑い合うことが、当たり前になってるふたりでしたので、家に帰るということは頭にありませんでした。

もうすっかり、2人はこの世界の人になっていました。

ですがある時、もう忘れてしまっているはずの風景が、微かに頭の中に現れるようになってきました。

微かなので、最初はすぐ忘れてしまっていましたが、だんだんとそれは、微かなものではなくはっきりと濃いものになってくるのでした。

そうして、ようやく2人が記憶から自分を取り戻しました。

自分を取り戻した2人の見た景色は、そこには何もありませんでた。

あるのは横になって寝ているたくさんの子供達でした。

あたりを隠すように、白い霧がモヤモヤと広がっていきます。

なんだか怖い。

そう思った2人は、誰かが来る前に逃げなくてはと思いました。

逃げるにも行き先がわかりません。

誰かの気配を感じる前に、(逃げたい)と思っていたアカシは、シルシの手を取り、逃げようとしました。

すると、突然2人の頭の中に声が聞こえてきました。

(あなた達2人を、ここから助け出します。)

その声を聞いた瞬間2人の体は消えました。

そして辿り着き、気づいた場所は、湖のほとりでした。

青い空の下、2人は湖から照り返すキラキラした光を眺めるように立ち尽くしていました。

その水面に照り返しす光は、大きな光となって2人の目の前に集まりました。

すると光の中から美しい女の人が現れました。

「私は湖の女神です。あなた達はわがままな天使の元につれていかれ、わがままに己を奪われてしまっていました。あなた達2人を救ったのは、あなた達がいつも大切にしていた森の自然達です。命を大切に思ってくれるもの達がいることをよく考え、これから更に感謝の日々を過ごしなさい。幸運は、その努力の先に必ずやってくるでしょう。正直に誠実に。いつも2人を見守っていますよ。」

2人は女神様が去ると、手を合わせ祈りました。

「生活は大変だけど、またここに戻って来れてよかった。」

「そうね。上手く言えないけれど、私たちに戻れた。」

「そうだね。さっ、家に帰って明日の仕事の準備しなくちゃ」

置きっぱなしにしてあったバケツに水に汲み、2人は家に帰りました。

小さな幸せのなかで、真面目に働くいつもの日常に戻った2人に、やがて積み重ねた大きな幸せが来ることは、まだもう少し先のお話。

































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