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(四)-3

 すると今度は拝殿の階段を上がる音がした。

 数馬はあせった。間違いない。こちらにくる。ここにはもう逃げ場はないのだ。

 とっさに本殿の中を見回すと、板壁に囲まれた空間の中央に高坏が置かれその上に鏡が置かれていた。ご神体だ。さらにその前には台座に鞘に収まった二振りの刀が置かれていた。

 その刀は両方とも同じ長さのものだった。数馬はとっさにそれを両手でそれぞれ一振りづつ掴んだ。拝殿の方を見ると、扉の格子越し人影が見えた。

 すぐに二振りの刀を腰に差すと、数馬は扉を開けた。ちょうどそのとき拝殿の扉も開いた。そこには黒井右内が立っていた。


(続く)

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