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誕生
よろしくお願いします
「可愛いーわ。」
「ほんとだな。」
ん?女性と男性の声がする。目を開けると、美男美女の顔が見えた。この人達が俺の両親だとわかった。試しに俺はこの世界の言葉で可愛く赤ちゃんのように「パパ。ママ。」と言ってみた。
「い、今パパって言ったぞ!」
「えぇ。ママとも言ったわ!生まれたばかりなのに言葉が言えるなんて天才なのかしら」
うん。2人とも凄い興奮している様子だ。その後「もう一回言って」と言われたがあえて言わないでおいた。天才児扱いとかして欲しく無いしね。
そしてその後何事もなく過ごしていると、お母さんが俺を抱き抱え「グリー。ご飯の時間ですよー。」と言った。
グリーと言うのは俺のことで俺の名前がグリードだからグリーだ。両親の名前は、父さんがシリウス。母さんがレミアという。
赤ちゃんである俺のご飯は母乳だ。抵抗はあるが、腹が減ってるのも事実なので覚悟を決めて俺は母乳を飲む。少し経ってトイレに行きたくなってきた。が、赤ちゃんなのでここも覚悟を決めてする。出し終わったら、知らせる為に、泣く演技をする。
よろしくお願いします